ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

滋賀県  玉佳寺 保良の吊橋

2021年10月12日記事修正しリライトしました。
見どころが多いです。
玉佳寺
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨字奥出
山号:秋葉山
宗派:高野山真言宗
院号:十輪院
創建:奈良時代
開基:淳仁天皇
本尊:弘法大師
拝観料:なし
☎:TEL:0748-83-0716
紫香楽宮からおよそ5キロでした。
駐車場はかなり広いです。


交通機関
信楽駅から2分


玉桂寺へは、保良の吊橋を渡って行きます。
保良の吊橋は、保良の宮橋ともいい、全長は約102m、全国でも珍しい、鉄道と川(大戸川)の両方に架かる吊り橋です。


滋賀県甲賀市信楽町にある「玉桂寺」は、奈良時代に淳仁天皇が一時、都を平城京から滋賀に移される際に、造営した離宮“保良宮”の仮御所として使われたのが始まりと伝えられています。またのちに弘法大師がこの地に来た際には、皇族の冥福を祈って“高野槇”を植えたという伝説があります。


「勅旨の弘法さん・信楽の弘法さん」として親しまれる霊験あらたかな寺だそうです。


四脚門


ひな壇に並ぶ大量の水子地蔵と風車
玉桂寺一願成就大不動明王と染め抜かれた赤いノボリ。
そしてその上にそびえ立つ恐ろしい顔の不動明王像。
後輩の火焔と躯体の緑色が補色で不気味
ひっそりとした山中に広がる毒々しいまでもな人工色の花畑。
赤い風車が何ともいえない。



参拝者がお寺で買い求め奉納します。

戒名が書かれた観音様


こちらにもずらりと並んだ鋳造製の観音サマ。
台座に戒名や俗名が書かれていました。

お地蔵さんの台座にはそれぞれナンバリングがしてありました。ここでナンバーリング5887個 一体何体あるのか。
この右手にもずらりとありました。


仏さまというより武人のようです

仏足石 
ここに上がりお祈りしましょう。
勿論靴は脱ぎます。


ここで有名な高野槙
本堂の階段手前にあるのが、滋賀県指定天然記念物の「玉桂寺 高野槇」。


約1200年前に弘法大師が中国より帰国後、いっとき九州に留め置かれた時期に諸国を巡拝の折、玉桂寺に立ち寄りました。
その際、皇族の霊を慰めるために、中国より持ち帰った高野槇の苗を植えたと伝えられ、高野槇はその後繁殖し現在、石段の左側に43株、右側に22株あります。樹高は最も高い主幹で約31mもあります。

紅白のめでたい観音サマ。
頭の上からは水を噴射しております。


門は四脚門


本堂は「南無大師返照金剛」と記された幟に囲まれています。ちなみに遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依するの意です。
本堂の内陣須弥壇のお厨子には、秘仏本尊弘法大師像が祀られ、50年に一度のご開帳です。


本堂の仏様 アフロヘアスタイルでした。


大黒天
また内陣の右側には、大黒天がおられます。投げたお金が倍になり、我が身にかえる大黒天さまで、手前の仏足にのり御真言を三篇となえ、願いを込めてお賽銭を入れましょう。


さらに内陣左脇の階段を下りて、戒壇巡りのように本堂の地下通路を進むと「足腰神経痛除け薬師如来像」が。足腰の神経痛や諸々の病に悩まれている方は、ぜひお参り下さい


最後迄お読み頂ありがとうございます。

×

非ログインユーザーとして返信する