岐阜県 岐阜大仏 正法寺 籠大仏として有名
岐阜大仏 正法寺
籠大仏として有名
正法寺べつに同じ寺名の寺があるので「ナビ」で行くときは岐阜大仏で検索。
住所:岐阜県岐阜市大仏町8
山号:金凰山
宗派:黄檗宗で宇治万福寺の末寺にあたります
本尊:釈迦如来
駐車場:寺内 無料 5台
岐阜公園に駐車徒歩10分程度
拝観料:200円
電話:058-264-2760
交通機関
名鉄岐阜駅からバスで岐阜城歴史博物館下車5分程度
山麓(金華山)駅[出口]から徒歩約10分
参考
ここに行くときは岐阜城とセットがよいと思います
また夏であれば長良川鵜飼とのセットもおすすめです。
三大大仏
奈良の大仏 像高さ 14.98 耳の大きさ 2.54 眼の幅1.02
鎌倉の大仏 像高さ 11.35 耳の大きさ 1.90 眼の幅1.00
岐阜大仏 像高さ 13.63 耳の大きさ 2.12 眼の幅0.66
この他にも、兵庫大仏(神戸市・能福寺)、高岡大仏(高岡市・大佛寺)
京の大仏(京都市・方広寺)は豊臣秀吉が作ったが火災により焼失
鐘撞堂が残っています(有名な豊臣家を亡ぼすきっかけとなりました。)
日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。
天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。
堂の高さ25.15m、廻り19.39m、仏像は坐像で、高さ13.7m、耳の長さ2.1m、鼻の高さ0.4m。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています
大仏殿
大仏電は珍しい中国様式となっています
釈迦如来
江戸時代後期の作
塑像・漆箔により作られています
珍しい籠大仏です。
第11代と12代二代にわたり38年の月日を費やし1832年(天保3年)完成
大仏は正面ではなく少しうつむき加減です。
耳も大きく肩まであるのが特徴です。
造り方(再掲載)
中心の素材は銀杏の木を心柱とし木材で骨格を組んで竹を編んだ籠様にし仏像の形を作りその上から粘土を塗り一切経・阿弥陀経・法華経・観音経・などのお経を書いた美濃和紙を貼り付けさらに漆を塗布し金箔を貼ってあります。
経典は当時の住職が一枚一枚読みながら貼っていきました。
別名を籠大仏と言います。
第11代惟中和尚は、相次ぐ大地震や大飢饉に心を痛め、これらの災害で亡くなった人々の菩提のために、大釈迦如来像の建立をはかる。1791年(寛政3年)頃から、大仏に使用する経本を集めだすが、思うように集められなかったようです。
1800年に堂宇は完成その時は仏像の頭が完成1815年(文化12年)お尚は志半ばで他界します。
第12代肯宗和尚はその後を継ぎ、引き継いで13年後1832年(天保3年)大釈迦如来像は完成しました。
胎内仏として薬師如来像が安置されています。
薬師如来は室町時代の美濃の国革手城の土岐霊正山正法寺(現在は廃寺)の本尊でとのこと。
大仏の周りには108体の羅漢があります
この羅漢は元々羅漢堂にあったのですが羅漢堂が火災に遭い焼け残った羅漢をここに
安置しています。
びんずる様もいます
これはお釈迦様のお弟子さんです。
自分のお悩みの場所の処をなでてからびんずる様をなでると病気が除かれる
有難い仏様です
この大仏様は階段を上がるとぐるりと回廊があります。