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西国三十三カ所観音巡礼の旅  六波羅蜜寺 空也上人

2019年5月20日、日本遺産登録の発表が文化庁より行われました。
1300年以上の歴史を誇る「西国三十三所観音巡礼」が、日本遺産に認定されました。


第17番札所 六波羅蜜寺 口から仏さまを噴き出している像が有名。
住所:京都府京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町
山同:補陀洛山
宗派:真言宗智山派
本尊:十一面観音(国宝)
創建年:天暦5年(951年)
開基:空也 くうや
御詠歌:おもむくとも 五の罪はよもあらじ 六波羅堂への参る身なれば
電話:075-561ー6980


駐車場:5台で無料 駐車できない場合は、清水寺、高台寺があります。(ここは有料)
この辺りは拝観(観光)するところが多く、すべて歩いて行けます。
高台寺、清水寺・八坂の塔(清水寺から参寧・三年坂、二年坂を下りてゆくとあります)


祇園閣(特別開扉)以外は外からの外見のみ、金閣寺、銀閣寺に対し、銅閣寺とも呼ばれています。その他多数あり(ねねの道)このあたりだけで観光は半日必要です。


踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が平安時代中期の天暦5年(951年)に造立した十一面観音を本尊とする道場に由来しています。


空也は疫病の蔓延(まんえん)する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったといわれています。


当時、この辺りから現在の清水寺まではかっては烏辺野と呼ばれ京都庶民の葬送の場所であった。中でも鴨川の岸は遺体の捨て場となっていた。


本堂には、開祖である空也の像「空也上人立像」があります。
鎌倉時代に造られたとされる空也の立像は、首から鉦(しょう=銅で作られた平たい円盆形の打楽器)を下げ、右手には鉦を叩くための撞木(しゅもく)を持ち、左手には杖をもっています。


空也の口からは、6体の阿弥陀仏の小像が吐き出されている珍しい仏像、他にも類似仏像を見た記憶がありますがどこだったのか、忘れました。
この6体の小像は「南無阿弥陀仏」と唱えると仏道になったといわれています。


空也の死後、977年に六波羅蜜寺と改称し。それ以降天台宗に属したが、桃山時代に真言宗智積院の末寺となった。

平安末期には東山六原は平家一門の本拠地となり、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷が営まれた。寺の中に平清盛を祀る五輪塔があります。
となリには遊女阿古屋の供養塔



六波羅蜜寺の弁財天の横にある「一願石」がある。柱に円盤状の石がはめられた、一見するとなんだかわからない不思議な石です。


金色の文字があるのでそこを中心に合わせてから、願いを思い浮かべ、祈りを込めてこの円盤状の石を手前に3回まわすことで、願いが叶うとか、願いを届けられるのは1つ、一度だけやり直すことはできません。


地蔵尊のすぐ横には、無数のお地蔵さまがありました。
これらのお地蔵さまは全て、六波羅蜜寺の境内から発掘された地蔵さんを一ヵ所に集めて供養しています。

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