栃木県 日光山輪王寺別院中禅寺 映画『愛染かつら』のロケ地
2021年5月18日 記事修正
日光山輪王寺別院中禅寺
中禅寺立木観音
場所:栃木県中禅寺湖
山号:日光山
宗派:天台宗
創建:784年(延暦3年)
開基:勝道
本尊:十一面千手観音菩薩(通称立木観音)
本尊の千手観音像は、像高約5メートル。
1950年(昭和25年)8月29日付けで国の重要文化財に指定されている。
勝道上人が延暦年間(奈良時代末期-平安時代初期)に立木に彫刻したとの伝承から立木観音と通称される。
カツラ材の一木彫で、42本の手などは別材を寄せて造られている。
1902年(明治35年)9月28日から9月29日にかけての暴風雨により起きた男体山の山津波により中禅寺湖に流されたが、3日後奇跡的に浮かび上がり、現在の中禅寺湖東岸に安置された。これにより、苦難や災事を乗り越える力を与えてくれるとの信仰を集めるようになった。
仁王門
表側 仁王
裏側 風神・雷神 日光大獣院 家光の霊廟と同じであった.。
仁王門の両側には透かし塀が設置されていました。
鐘楼
鐘楼内の鐘
五大堂
堂内に不動明王を中心として降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王からなる五大明王像が安置されている。
中禅寺は天台宗の寺院であるが、台密で多く用いられる烏枢沙摩明王ではなく東密(真言宗)で用いられる金剛夜叉明王が祀られている。
良い眺めでした。
波之利大黒天堂
波之利大黒天を祀る御堂。波之利(なみのり)と書いて「はしり」と読む。勝道上人が日光山を開いた時、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀る。
「波の上を走る」が「安産」を連想させ、安産の御利益があるとされる。
また、「波に乗る」「波の上にとどまる」が「足止め」と解され、出征者や家出人の帰還、恋人や配偶者の浮気防止の御利益があると云われる。波之利大黒天は同じく輪王寺別院の宝増寺や、足尾界隈の大黒橋(栃木県道250号中宮祠足尾線の渡良瀬川橋梁)袂にも祀られている、日光由緒の大黒天である。
愛染堂
本堂前に建つ小さな堂で、愛染明王像を安置。映画『愛染かつら』のロケ地として有名になり、縁結びにご利益があるとして信仰を集めている。
今日はここまで 本日の宿泊先 ペンションへ ネット予約で一人 夕食朝食付きで
8000円でした。
明日は華厳の滝・・・日光平・・・足尾銅山の予定