奈良県 璉珹寺 紀寺 はだか阿弥陀
璉珹寺 れんじょうじ (紀寺)
住所:奈良市西紀寺町45
宗派: 浄土真宗遣迎院派
本尊: 阿弥陀如来立像(県指定重要文化財)
創建: 天平年間 奈良時代
開基: 行基菩薩(聖武天皇 勅願)
0742-22-4887
拝観料: 500円
拝観の時期は毎年5月1日~月末まで限定 特別公開
駐車場:10台 門前
山門
本堂
パンフレットより
璉珹寺の本尊は、めずらしい「はだか阿弥陀」。毎年5月に公開される。上半身は裸、下半身は、はかまをはいためずらしい立像で、女性的な雰囲気。また、脇侍(わきじ)の観音菩薩は重要文化財で、なかなか美しい仏像である。
髪型は螺髪(らほつ)ではなくて、縄を巻いたスタイルで清涼寺式。
右手は釈迦如来の印相、左手は阿弥陀如来の印相で、指と指の間の縵網(まんもう)相がとても広い近くで確認させて頂きました。
多くの人を漏らさずに救って下さる慈悲のあらわれです。
阿弥陀様の着けておられる西陣織の袴は50年に一度、女性が着替えをお手伝いされるそうです。
ちなみに、次回は2048年。
本尊の公開中には、本堂に向かって左にある座敷にも入ることができる。座敷から眺める庭は、また風情があっていい雰囲気。
飛鳥の紀寺が移転
別名「紀寺」とも呼ばれ、藤原京にあった豪族・紀氏の氏寺が、都が移ったときに移されたお寺だとか。行基が開いたとか、荒廃していたのを紀有常が再興した、ともいわれています。奈良時代には、かなり大きなお寺だったようです
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