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三重県 専修寺 高田本山 県内では唯一国宝建造物

専修寺 高田本山   県内では唯一国宝
住所:津市一身田町2819
宗派:真宗高田派 本山
創建年代:1465年県
電車:近鉄高田本山駅徒歩約20分
私の訪れた時はまだ国宝ではありませんでした。


私の実家から約30分です。父親の実家がお寺でここの末寺ということもありよくお手伝いに行きました。
公共交通機関
JR一身田駅から徒歩5分 
JR・近鉄津駅から「一身田」「三重病院」行きバス15分「本山前」下車すぐ
車でのアクセス
伊勢自動車道津ICより約15分
伊勢自動車道芸濃ICより約15分
駐車場:JR身田駅に大駐車場

「御影堂」「如来堂」ともに拝観料は無料で、開門される6時00分から閉門される15時30分まではお堂の中にあがることが出来ます。

専修寺総門
間口20m、奥行き9m、高さ15.5mの二階建て 元禄年間(1704年)に再建
楼上には」「高田山」の額が画か出られています。二階内部には釈迦三尊が安置さてています。




山門をくぐって正面にあるのが、国宝となった「御影堂(みえいどう)」。建立は寛文6年(1666年)です。德川初期の特色がある建物
入母屋造・本瓦葺の落ち着いた純和様で高田本山専修寺の最大の建物であり、現存する江戸時代の寺院建築としては全国で5本の指に入る大きさ(桁行42.6m × 梁間36.6m)。
御影堂の中へ入ると、725畳の畳敷きの空間が広がっており、金襴(きんらん)巻きの大きな柱や多彩な天井画などが荘厳な雰囲気を醸し出しています。
支える柱を効果的に配置し、大空間を確保しています。

子供も頃ここでよく遊びました。
御接待所では私のばあちゃんがお茶の御接待をしていた記憶があります。


親鸞聖人は念仏弾圧のときに越後に流されました。その後、関東を廻って京都にたどりついています。その関東での拠点ともいえるのが、今の栃木県真岡市高田にある本寺専修寺です。その後、本山が三重県津市一身田町に移転。今の高田本山の元となりました。


御影堂(みえいどう)と如来堂(にょらいどう)の2棟が国宝となりました。
2017年に国宝指定を受けた、国宝木造建造物で5番目の大きさを誇る御影堂と、本堂で彫刻が素晴らしい如来堂の他、東京ドーム2個分の境内に11棟の国指定重要文化財が建ち並びます。その他の国宝・重文などは宝物館にあります。


宗祖である親鸞聖人の木造があります

が安置されているのは、金箔や極彩色の彫刻で飾られた華麗な意匠が特長の宮殿(くうでん)。その宮殿を中央に、歴代の上人の御影が両脇壇及び両余間に安置されています。
この宮殿と、建築当初に大棟(おおむね)に据えられていた「獅子口(ししぐち)」は、「附(つけたり)」として指定されています。


もう一つ、国宝となるのは「如来堂」御影堂の西側にあり、阿弥陀如来像を祀るお堂です。建立は寛延元年(1748年)。
外観は、唐様の建物で桐紋の入った破風、美しい組物や、象・竜・獏など、中国の故事にもとづく多くの彫刻が見られる華麗な造りとなっています。
如来堂の大きさは、桁行25.7m × 梁間26.6m。御影堂よりも小さいのですが、高さを揃えることで、大きさの違いを感じさせないようになっています。
如来堂は精緻な彫刻が施された組物や欄間、金箔で華やかに装飾された荘厳な空間で、彫刻や金箔で装飾された黄金の「宮殿(くうでん)」が象徴的となっています。


太鼓門
最上階には直径1mの大太鼓が吊るされています。昔は町の人々に時を知らせていました。現在は専修寺の法要の時のみならされます。
太鼓の胴には享保14年(1728年)の銘があります。



銅鐘は慶安5年(1652年)に鋳造 鐘楼は棟瓦の刻銘から正徳3年(1713年)い竿件された。


通天橋
重要文化財全長31,86m 幅6,79m 唐破風造 本瓦葺
御影堂と如来堂を結ぶ廊下で、両御堂の縁側にかかっているため高床とし、板張りで、柱間はすべて吹抜けとしている。柱の外側に床と同じ高さの縁側をとりつけ、その端に高欄を置いている。床下は柱に三手先の挿肘木を挿し込んで、この縁側を受けている。屋根はいわゆる「照り起(むく)り」で、両端に唐破風をつける。天上のあたりには細部に彫物を多用し、同一部材でも彫物の図柄や形に変化を持たせ、建物の単調さを防ごうとする工夫が凝らされている。





御廟拝殿

御廟

納骨堂


お寺でいただいた涅槃図

付属の幼稚園、中学校  高等学校、短大もあります


ここは毎年お七夜があり、日ごろは静かな田舎町が突然大賑わい
冬には、高田本山 専修寺の一大法要、親鸞聖人の報恩講を七昼夜に渡って営まれる「お七夜報恩講」が1月9日~16日までの期間行われ、冬の風物詩となっています。
「お七夜さん」と親しまれ、門前に広がる寺内町(じないちょう)には、露店が並び、毎年多くの人々が訪れます。


ここでは有名なおたやん飴が売られています。昔は直径15ミリくらいであったが今は30ミリを優に超えるものまであります。いろいろな屋台が出てそれはにぎやかです


また、毎年有名なアーチストが来られお寺の前でコンサートなどもあります。

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