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京都   大原  実光院

実光院
住所:京都市左京区大原勝林院町187
宗派:天台宗
創建:大正八年 (1918年)
本尊:地蔵菩薩
駐車場:三千院近くの民間駐車場を利用
公共交通機関
バス 大原バス停下車
   この近くには多くの寺がありますのでゆっくり廻ることが出来ます。
   各お寺の庭園はそれぞれ趣があり綺麗に整備れています。
拝観料を払うと抹茶もいただけます。

実光院は魚山 勝林院(ぎょざん しょうりんいん)を本堂とする、僧坊の一つで、応永年間(1394~1428)に宗信法印によって復興された。 宝泉院のほかに、普賢院、理覚院など、多くの僧坊が存在しました。
実光院は本来、現在地の向かい側、大原陵(後鳥羽天皇・順徳天皇陵)がその境内でした。大正8(1919)年、普賢院と理覚院を統合する形で旧普賢院の境内に移転し、実光院となった。これは、梶井宮門跡第20世・尊快法親王(後鳥羽天皇 第10皇子)により、旧実光院の庭園に両帝のご遺骨を分散して安置していたのですが、本陵として整備するため旧宮内省の命によって移転したのです。

客殿  ここでお抹茶が出ます
客殿は大正11(1921)年に建てられました。内部の欄間に配置される「三十六詩仙」は、江戸中期に狩野派の絵師によって描かれたもので、同様の作品が詩仙堂にも残されています。

床の間にある楽器は、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集されたものだそうです。


本尊は地蔵菩薩
脇持に不動明王像と毘沙門天像を安置しています。


理覚庵
庭園西北に位置する茶室「理覚庵」は、昭和50年(1975)に建てられたもので、建築資材のほとんどが実光院領の山林から切り出して調達されました。山里大原は農業も盛んということもあり、通常は武士の刀掛けを設ける部分には、農作業に使う鎌が掛けられていたようです。

池泉鑑賞式庭園 【契心園】
客殿の南側に広がる庭園は江戸時代後期の作庭で、律川より水を引いた滝を落とす心字の池を中心とした旧普賢院以来現存する池泉鑑賞式の「契心園」です。
正面に石造りの五重塔があり、築山の松は鶴を、池の島は亀を表現しています。春夏秋冬、四季折々の表情を見せる自然の景色を、客殿から眺めることができます。

池泉回遊式庭園
旧理覚院境内。現在の実光院客殿の西側に位置する。旧理覚院の荒廃していた庭を歴代の住職が整備したもので、金比羅山や小塩山を借景とするために庭木を低く仕立てた開放的な庭園で、多くの山野草が地植えされているため四季折々の花が楽しむことが出来ます。



大原陵(後鳥羽天皇・順徳天皇陵)
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