ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

四国八十八ケ所車で遍路の記録/  第78番郷照寺(ごうしょうじ)

涅槃の道場:第66番~第88番札所:讃岐の国(香川県)
厄よけうたづ大師郷照寺
2020年1月19日公開
2020年8月25日一部修正 寺名記入
2020年1月19日公開しその後寺名記入した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を
追記他の部分(写真等)追加・修正して2021年8月4
日に再度公開しました。



第1番から1182.1㎞
第78番郷照寺(ごうしょうじ)
住所:香川県綾歌郡宇多津町1435番地山号:
山号:仏光山(ぶっこうざん)
院名:広徳院(こうとくいん)
宗派:時宗
創建:伝:神亀2年(725)
開基:伝:行基
御本尊:阿弥陀如来
☎:0877-49-0710
駐車場:有料、普通100台、大型3台
少しわかりつらいです。狭い路地から入っていきます。看板があるのでそれに従って進みます。山門の中に駐車場があります。


高松自動車道・坂出ICから国道11号を宇多津町旧市街地へ。約10分。
車で行きますと結構狭い道に出くわしました。


交通機関
JR予讃線宇多津駅から約2km徒歩で20分


真言:おん あみりた ていぜい からうん
御詠歌:踊りはね 念仏唱う 道場寺 ひょうしをそろえ 鐘を打つなり


山門
まだ新しい

ここを車で入り駐車場へ


大吉地蔵


鐘楼(写真はありません)



本堂
屋根の形は、東大寺など奈良の寺院によく見られる奈良様式の屋根です。
霊場の中では珍しいらしい。
「庚申信仰」を伝えるお堂。本尊には6本の手をもつ青面金剛が祀られ、病魔を除く霊験があるとされる.
天井がすご綺麗です。


庚申堂
庚申信仰を伝えるお堂。庚申信仰とは人間の体の中にいる「三戸(さんし)」という霊物が庚申の夜に体から抜けだし天に昇って天帝にその人の罪状を告げるといわれている。

さぬきの三大ポックリさん



厄除大師堂
階段を上がる
厄年の方は
階段の左右に一円玉がたくさん置いてあります
数え厄年の数だけ階段を上がるごとに、一円玉を1段1段に置いて行く習わしがあり
ます。


左側の石柱には厄除大師と刻まれていました。
大師堂は堂の中に入ることができ、大師像を間近で参拝できる。天井画も綺麗、鐘楼の屋根の向こうには瀬戸大橋が見える。


大師堂から本堂の屋根をみると「しび」が輝いていた。
此方にも天井画彩色されています。



地下幽幻郷
万体観音
現在はこの入り口の上部に観音像があります。私たちが参拝した時はありませんでした。
本尊聖観世音菩薩を中心にミニ観音像(ご信徒皆様のお願い事の成就を託しています。
3万体の観音像があるそうです。



大師堂の横に、稚児大師様がいます。(写真はありません)
子供の成長、学力向上を願いお水をかけるといいそうです


淡島明神堂(写真はありません)
大師堂の奥を登ったところに、淡島明神堂があります。


常盤明神堂(写真はありません)
お坊さんが助けた狸が、今度はお寺を守り神様となったというお話。
商売繁盛のお利益があるとされています。
信楽焼(?)の狸が置いてあって、口からお金を入れると中に貯まるようになっていました


修行大師像(写真がありません)



庭園
帰りの順路には、回遊式の庭園があります。

ホルトの木:樹齢400年というホルト(モガシ)の巨木。文禄3年(1593)本島の信者が中国から苗木をもち帰ったものとのこと。県指定の自然保存物となっている。
(写真はありません)


郷照寺は神亀2年(725年)、行基が阿弥陀如来を刻んで安置したのが始まりで、当時は、道場寺といっていました。
後の弘仁6年(815年)、弘法大師が42歳の時に、この地を訪れ、自作の尊像を刻み、厄除けの誓願を行い密教の霊地として栄えました。


高野山の道範阿闍梨が讃岐に流された際、ここを仮寓にしました。
時宗の開祖・一遍上人が正応元年(1288年)に全国遊行の折しばらくの間逗留し、浄土の教えを広め、多くの民衆の帰依を受けました。
札所中唯一時宗(一遍上人の開祖)のお寺です。


×

非ログインユーザーとして返信する