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四国八十八ケ所 車で遍路の記録/ 第22番 平等寺     第23番 薬王寺


                                                            2021年5月26日、誤字訂正  写真追加
忘れてならない体験談です
ルート上の道の駅に立ち寄る。
 係りの人から情報が聞けます。また周辺の地図などもあります。
 地域の特産品もあり、お土産に最高です。 


ここで貴重な情報
平等寺・薬王寺も厄坂あります。この石段にお賽銭をあげながら上がるのですが
自分の年の数がいります。年齢の高い方はたくさんいりますので、小銭袋にいれて準備していくといいです。
私たちは、少し足らないかったので、5円をおいて勘弁していただきました。
 

前回は、四国八十八カ所巡礼札所21番まででした。
今回は第二回巡礼の旅   お遍路旅日記
【第2回目お遍路】二泊三日 平成22年10月23日(土)~25日(月)

大変申し訳ありません第41番札所は龍興寺です。

自宅を午前3時に出発、途中休憩
前回と同じく明石海峡を利用、ICを降り直ちに燃料補給した。今日は22番から出発ひたすら国道を南下する。
ガソリンスタンドが少ないので、常にガソリン残量を気遣います。


22番 白水山 医王院 平等寺 
第1番札所から177.7㎞


住所:徳島県阿南市新野町秋山177
宗派:高野山真言宗
創建:伝:弘仁5年(814)
開基:伝:空海(弘法大師)
御本尊:薬師如来
☎:0884-36-3522
駐車場:無料、普通30台 大型可
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
御詠歌:平等に 隔てのなきと 聞く時は あら頼もしき 仏とぞみる


JR牟岐線新野駅から約2km
徳島自動車道・徳島ICから国道55号を南下。約1時間30分。
 


駐車場から15段に上がると朱塗りの仁王門、
山門山号扁額『白水山』

    
    ここ

白水の井戸は本堂に上る石段の下、左側にあります


鏡の井戸(弘法の霊水・白水の井戸)
弘法大師がこの地で修行していると、空中に5色の霊雲がたなびき、その中に黄金の梵字現れ、大師が歓喜して加持されると薬師如来の尊像が現れ光明が四方に輝いた。大師が早速加持水を求め杖で井戸を掘られると,お乳のごとき白い水が湧き出ました。その霊水で身を清められた大師は100日の修行後薬師如来を刻み本尊として安置。人々が平等に救済されるように願いを込め山号を吐く山水、寺号を平等寺と定められた。
                          (ガイドブックからの抜粋)
「白水の井戸」、「弘法の水」といわれ、無色透明になりましたが今も湧き続けており、万病に効くといわれています。
また、開運の霊水としても信仰があり、汲んで帰る人も多くいます。
容器代をお納めすれば、持ち帰ることもできるそうです。
どんな日照りでも水が涸れることはないそうです。

本堂前階段

真っすぐ

左脇


男坂 女坂
男坂は急こう配で、42段。
女坂は緩やかに、33段。
厄年の年齢となっています。
山門の前に子厄坂が13段あって、合計で88段になります。
夫婦で1円ずつ置きながら登る。これはガイドブックで調べた。私の子供からかき集めた1円玉と銀行で両替した。



ここで案外見落とされるのですが。
箱車 四国遍路で足が治った話を伝えるもの説明書きがありました。
箱車とは、病気や怪我などで移動できない人を乗せるため、車輪を備えた車椅子のようなものです。


文章によると 「歩行が困難な方を乗せて動かす車椅子のような役割」 と書かれています。
言わば日本版車椅子。
この箱車の持ち主は高知県土佐郡地蔵寺村(現在の土佐町、早明浦ダムがある辺り)の父子。
足の不自由な息子の回復を願う父は箱車を製作。
息子を乗せて自身が車を曳いて、四国遍路を回っていた。
自宅から近い35番清瀧寺から回り始め、四国を時計回りに巡拝。
徳島県の22番平等寺へ来た時にご住職の加持祈祷を受けたところ、子は松葉杖で歩行できるまで回復。
喜びと自身が授かったご利益を後世に伝えるため、箱車をこちらに奉納した、と。


22番平等寺へ行かれた際には、本堂の片隅に置かれているこちらの箱車をご覧ください。
そして病気平癒・無病息災のお祈りも忘れずに。



天井にはそれは美しい草花の絵がある

大師堂
右手に十三重の石塔
寺の開基は弘仁5年(814年)、弘法大師が41歳の時です。
弘法大師がこの地にやって来たとき、五色の雲がたなびき、梵字が出現したといいます。
梵字はやがて薬師如来の姿になったそうです。
それで、大師は寺の建立を決意したと伝えられています。




ここからは修行の道場 23番~39番 土佐の国 徳島県・高知県
平等寺→19.7km(国道55号経由)→23番:薬王寺
23番 薬王寺
第1番札所から199.1㎞


徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285−1
宗派:高野山真言宗
創建:伝:神亀3年(726)
開基:伝:行基
御本尊:薬師如来


真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
御詠歌:皆人の 病みぬる年の 薬王寺 瑠璃の薬を 与えましませ
無料 普通350台 
☎:0884-77-0023
交通機関
・JR牟岐線「日和佐駅」下車→約700m
・徳島バス「薬王寺前」下車

駐車場から見た景色
神亀3年(726年)に聖武天皇の勅願で、行基菩薩が建立したお寺とされています。
弘仁6年(815年)には平城上皇の勅命によって空海(弘法大師)が42歳のとき本尊として自身の厄除けもかねて薬師如来を彫り再興したとされました。


山門山号扁額『醫王山』

三門の藁草履

仁王門は平成24年(2012年)12月に修復されました。
今は仁王さんがいらっしゃります。
私たちの訪れた時は上記の藁草履

ネットから拝借

ネットから拝借

本堂
青銅製の灯篭があります。


地蔵堂

肺大師
本堂左手、ラジウムを含む霊水で肺病など諸病に効くといいます。
またここは「鳴門秘帳」で有名。
長谷川一夫さんと市川雷蔵さんが主演した映画「鳴門秘帖」。
厄除けの石段を上るとこの寺が小説の舞台になったことを記念する石碑が建っていた。


本堂までの階段は、まず緩やかな「女厄坂」の33段、急こう配の「男厄坂」の42段、最後に、男女共通の「還暦厄坂」の61段からできています。
お賽銭をあげながらお参、身に降りかかる厄難が落ちるといわれています。
私たちも一段毎にお賽銭を上げながら思い利しました。
妻は女厄坂、私は、男厄坂いき途中で出会います。


ここの厄坂は厄除けの寺と呼ばれるだけあって門前の「厄除橋」を通って、33段の「女厄坂42段の急勾配の「男厄坂」と二つの石段を登ったら本堂。

大師堂
右手に石仏がありました。


地蔵堂

随求の鐘・随求塔

大師堂の手前
魚藍観音


やはり目立ちます 何処からでも見えます

男女の「還暦厄坂」61段をのぼる揄祇塔(ゆぎとう)。朱色が鮮やかここからは日
和佐海岸が一望できた。
1段ごとに厄落としとして賽銭を置いて上がっていくとのことで平等寺と同様厄坂の階段に1円を置きながらあがった。途中一円が不足し5段置きに5円で勘弁してもらう。



ここでの見所は
瑜祇塔(ゆぎとう):昭和38年(1963年)の建立。宝形屋根をもつ宝塔形の塔で、内部は宝物館になっている。


 瑜祇塔は真言宗の経典である瑜祇経の教理を形にあらわしたもので高さ29mあり、地下では戒壇めぐりができるそうであるが中には入らなかった。高さ29メートルの楼閣。上が四角、下が円筒形の一重の塔。天と地の和合を説く屋根に5柱の相輪がある








次は
番外の御厨人窟(みくろど)を目指す
これからは高知県に入る。

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