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知多新四国八十八ケ所霊場の旅 七十番札所 摩尼山 地蔵寺

知多新四国七十番札所
摩尼山 地蔵寺
住所:知多市大草東屋敷43番地1号
宗派:真言宗智山派
創建:文永年中(1264-74年)
開山:良敏上人
御本尊: 地蔵菩薩


御詠歌
だいじひの せいがんたてし じぞうじにの ほとけのこうとく おおがざらめや


☎:0569‐42‐1200
交通機関
名鉄常滑線大野町駅徒歩10分
名鉄常滑線新舞子駅タクシーで5分


地蔵寺縁起
「江戸の中期に久米村(今の愛知県常滑市の久米)に住んでいた盲目のお竹さんという女の人がおりました
ある日お竹さんの夢のなかにお地蔵さんが現れ『我は竹林の井戸におちている地蔵である。
汝、我を助け出して井戸を改修するならば盲眼必ず開かん』 と告げました。


早速お竹さんは井戸からお地蔵さんを拾い上げて、井戸を改修し地蔵を清水で洗い七日七夜参籠したところ目が開いたと言われております。評判はただちに広まり近郷からのお参りが絶えなくなりました。


今でもその信仰が残っており、お地蔵さんに水を掛けて自分の痛いところと同じところをなでると治ると広まり「延命水掛地蔵」と言われるようになりました。


                         ホームページより



地蔵寺入り口
石柱門



本堂

ここは本堂裏手に必ず廻ってください。
本尊が安置されている内陣の裏側に、井戸から上がった地蔵尊が安置されている場所があります。その地蔵尊が安置している場所まで大屋根が伸びていますね。


その裏手には井戸の中から見つかったという、水掛け地蔵さまがあります。水をかけて、自分の良くなりたい部分を撫でると良いそうです。


たくさんの人が撫でた影響なのか?お地蔵さまは角が取れてつるつるしています。身代わり願掛け地蔵という小さいお地蔵さまが売られていて、境内にたくさん奉納されています。水子供養などの小さいお地蔵さまが数え切れないほどで圧倒されます。


子安水子地蔵
いったい何体あるのか、斜面にびっしり。
約二千体あるそうですがもっとあるのでは、まるで異空間に来たようです。




大日堂
大師堂の脇に建築されています。
大日如来坐像(知多市の指定文化財1号)
忍者のような智拳印を結ぶ「金剛界大日如来」。鎌倉時代作で、像高160cm
見た目 かなり大きい。きりっと凛々しいお顔をしている。
伊勢湾台風の時に、大日堂が崩壊し、大日如来も鼻の先が欠けたり腰から下が分離したりなど損傷し、のちに修復された
彩色はかなり剥げている。


薬師如来坐像
その隣には細身の薬師如来座像。知多市文化財第2号で、鎌倉時代作。隣の津島神社(牛頭天王社の本地仏)。
拡大写真は在りません 上記の右側に映っています。



大師堂
ここの大師堂も立派な造りです
客殿との併用だそうでここで御祈祷が行われます。


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