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知多新四国八十八ケ所霊場の旅 七十一番 金照山 大智院  めがねをかけた弘法大師


知多四国霊場七十一番
金照山 大智院 めがねをかけた弘法大師


知多市南粕谷本町一丁目196番地
宗派 真言宗
開基:聖徳太子
開山:紹長上人
聖観世音菩薩
☎:0569-42-0909


駐車場:あり 80台


交通機関
名鉄新舞子駅→徒歩20分。またはあいあいバスで7分
御詠歌



聖徳太子によって開かれ、ご本尊「聖観世音菩薩」、お前立 馬頭観世音菩薩ともに太子の作と伝えられています。文明2年(1470)紹鑁和尚が隆盛をはかり、明応7年(1498)紹長和尚ときに大野城主 佐治氏の祈願所となりました。


大智院の弘法大師は世界で唯一の眼鏡姿。縁の太い丸眼鏡をかけた顔は違和感なく、これがなかなか似合っています。安政年間(1855~1860)盲目の老翁が境内の「身代大師」に祈願したところ両目が見えるようになり、お礼に自分の眼鏡を置いていったといいます。


“身代わり”となった大師は左目が傷ついてしまい、住職の夢枕で老翁の残していった眼鏡を自分にかけさせるように言ったことから、眼鏡をかけた大師像が造られました。用済みになった眼鏡を納める「めがね塚」もあります。

山門
めがね弘法の札がかかっています



本堂
御本尊の聖観世音菩薩は秘仏で厨子の中に安置されていますが、前立仏「馬頭観世音菩薩」は、知多西国三十三観音霊場、尾張三十三観音霊場の札所本尊になっています。






観音様がいます。


大師堂
立派な「鴟尾(しび)」がついた大師堂


ここの弘法堂は本堂より大きい。
中央に弘法大師像、向かって左側には成田不動尊が奉安されています。
「めがね大師」と呼ばれている大師像だけあって、まさにその姿「サングラス」を掛けられている様に見えます。
弘法大師は眼が悪かったのです。


大智院の玄関前には、「御守護大師二十一弘法大師像」が奉安されています
他で見かける大師像とは異なり、ここ護国大師は右手に剣を持たれています。この銅像が守護大師像であり、守護大師像を囲むように置かれている石造の大師像が二十一大師です。


木製の手と足で患部をなでながら平癒祈願をします。



八百比丘が植えたとされる大楠


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