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知多四国八十八ヶ所霊場お遍路の旅 第87番 臨済宗   鷲津山 長寿寺

2014年10月24日 


第87番
臨済宗 鷲津山 長寿寺
住所:名古屋市緑区大高町字鷲津山13番地


どうして名古屋市にあるお寺さんが知多八十八か所なんだろう
すごく疑問になった。調べてみると、
昔はこの地は昭和39年まで知多郡大高町だったのですね。
山号:鷲津山
宗派:臨済宗永源寺派
創建:詳細不明
御本尊 阿弥陀如来


御詠歌
御仏の深き恵みに大高の なかき齢(よわ)いも念仏の徳


真言宗で長祐寺と呼ばれていたが、永禄三(1560)年、桶狭間の戦いで織田信長が砦を構えた古戦場です。江戸時代になり長寿院尼の遺命により再興され、長寿寺と改名、1691年に改宗しました。


その史跡は現在は「鷲津砦公園」となり、長寿寺は移転となり、昭和54年に現在地に新築落慶された。別堂には、かって名古屋広小路の夜開帳で知られた柳薬師如来 高蔵坊稲荷さんがあります。知られた柳薬師如来、高蔵坊稲荷をまつる。


鐘楼門
コンクリート造りが残念です。

手水舎
わりと立派です。

大屋根の両端に施設されるシビの展示です。本堂の大屋根には立派なシビが上がっていましたから、これがここにあるのは取り替えられたと思います。
奈良の唐招提寺のしびは取り替えられ落慶法要がされました。

本堂
本堂の屋根には(しび)がありました。
ここも残念ながら建物はコンクリート造りでした。


大師堂
宝形造瓦葺
ここは立派、


長寿寺の脇には「高蔵坊稲荷社」がありました。
真っ赤な鳥居がずらり、印象的です。


鷲津山のふもとにあるここ長寿寺の伝説です。
昔むかし、寺が傷んできても修理ができず、住職の高蔵坊は困っていました。
その頃、この山に一匹の狐が住んでおり、住職はこの狐をとても可愛がっていました。


いつしか住職の嘆きを知った狐は、ある日突然姿を住職に変え、村々を巡ってこの寺の後利益を説いて廻りました。
その結果、各地からお参りの人々がつぎつぎと訪れる様になり寺は立派に修理できたということです。


村人はその狐を高蔵坊狐と呼び、ますます可愛がりました。その後、村人は御堂を建て、この狐を祀りました。
                                               説明板による

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