知多四国八十八ヶ所霊場お遍路の旅 第41番 松原山 西方寺
2014年10月22日
第41番
西山浄土宗 松原山 西方寺
大師像は「目(ま)たたき弘法」と呼ばれていて、眼病に後利益があると言われている大師様といわれています。
住所:知多郡南知多町大字山海字屋敷51番地
松原山 西方寺
御本尊 阿弥陀如来
宗派:西山浄土宗
創建:永正年間
御詠歌
人々の願ふ浄土は何処方ぞ 西にめします西方の
松原山 西方寺
御本尊 阿弥陀如来
宗派:西山浄土宗
創建:永正年間
山門
山門の前は海です。以前はこの寺が民宿で海水浴の客が寝泊まりしていたようです。
本堂
中央には本尊である阿弥陀如来を安置し、右側[うそく]には、南知多観音霊場の札所本尊である「十一面千手観世音菩薩」が安置されています。
どうしても彫刻に目が行きます
今にも倒れそう
手水舎
倒壊防止なのか筋交いがしてありました。
大師堂
中央に弘法大師像、左側に薬師如
来、右側に延命地蔵が安置されています。
ここには、弘法大師像が三体安置されています。
大師像は「目(ま)たたき弘法」と呼ばれていて、眼病に後利益があると言われている大師様といわれています。
じーとお大師をお拝んでいると、あまりに美しい弘法さまにまたたきしてしまうのです。
いつの頃からか、弘法さまの美しいまなざしに、眼病平癒のご利益有りということになりました。
戦国時代の永正年間(1504)に創建された、天台宗の寺院であったと伝えられるが、 江戸中期に火災にあって全焼したため、寺院の由来も詳しいことは不明です。
享和三年(1803)海上安全の神を祀る金比羅堂が、地元の漁師たちの手によって復興されたのですが、 伊勢湾台風で倒壊し、自慢だった大松も潮に洗われ、今はあとかたもありません。