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京都     世界遺産  仁和寺

仁和寺   にんなじ
住所:京都府京都市右京区御室大内33
山号:大内山
宗派:真言宗御室派 
本尊:阿弥陀如来:
創建:仁和4年(888年)
開基:宇多天皇
電話:0575-461-1155
駐車場:あり
平成6年世界遺産登録


旧御室御所(御室とは皇室の住居の意味です)ともいわれます。
桜の名所「御室桜」と言われ4月中旬が見所です
名前の通り皇室と縁が深く、明治期まで皇族が住職を務めた格式高い寺院です。
余談ですがグローバル会社オムロンの社名はここからとられたようですよ。
家にもオムロン特に血圧計、体温計、体重計等々



二王門(重要文化財)
1641-1645年建立の和様建築。
高さは約20m、入母屋造り二層瓦葺です。
知恩院、南禅寺と負わせて「京都の三大門」と言われています。寺の創建時代はほぼ同じですが、違うところは知恩院、南禅寺は鎌倉時代のようしきを取り入れているのに対し仁和寺は平安時代の様式を取り入れています。
門の両脇には言わずと知れた、重厚な仁王さんがいます。普通仁王と言いますが、ここでは二王です。





平唐門 本坊表門
本坊~霊明殿・白書院・黒書院・霊明殿・宸殿

大玄関


南庭から勅使門を見る  南庭
南庭は左近の桜、右近の橘が植えられています。白砂の庭に松の緑とてもシンプルです

南庭

宸殿(登録有形文化財)  南庭
皇居・常御殿を移築した。後の1887年(明治20年)に焼失。現在の建物は大正3年亀岡末吉の設計により再建されたものですが、宸殿の南北に配置された庭園とともにかつての宮殿の雰囲気を漂わせています。内部の壁画、襖絵も見事な造りです。



霊明殿の庭

  渡り廊下    霊明殿

霊明殿杉戸

霊明殿

北庭

霊明殿


宸殿

宸殿



中段の間

下段の間


御殿の中で最も重要な建物で宸殿と言います。
明治42年(1909)着工大正3年(1914)完成
化粧材は全て木曽檜
宸殿から西から東へ上段の間、中段の間、下段の間の三室で構成されている。  
宸殿内部の絵画は全て大正2年(1913)原在泉画伯によって描かれたもので
上段の間の床には「東山流水」襖には春の「桜花」その裏面の中段の間には、
夏の「葵祭の図」など






勅使門(登録有形文化財)
大きなお寺には勅使門が設けれれています。天皇の使いや高貴な身分の方が訪れた時のみ使用される門です。現在の勅使門は大正二年に建てられたもんで細かな彫刻が素晴らしいです。今は一般の人もくぐることが出来ます。


多聞天像

持国天像

中門(重要文化財)
1641-1645年建立。
仁和寺の門をくぐり真っすぐいくとあります。仁王門が立派で大きいため小さき見えますが、本瓦の屋根二重梁蟇股の華やかな装飾が施されています。
中門の左右には東方天と西方天という仏像もありこれもよく見てください。
金堂・観音堂・沓掛不動尊・御影堂・経蔵・五重塔・九所明神


境内の低い背丈の桜は有名な御室桜 時期が早かったのでまだ蕾だった。
門跡寺院として格式も高くまた「徒然草」「方丈記」など古典にも多く登場する。


                               瓦右側注目

拡大しました 留蓋瓦 これ何に見えます。 亀・ではないね。調べてもわかりません。


各垂木の三軒になっていますが地垂木、飛櫓垂木が繁垂木であり、軒先の飛櫓垂木は疎垂木という珍しい造りになっている。興福寺の北円堂、南円堂も同じ三軒ですが興福寺は全て繁垂木でです。包み飾り金具、その他の飾り金具も透かし彫りの金メッキで豪華絢爛に設えられている。


金堂(国宝)
慶長18年(1613年)に建立された旧皇居の正殿・紫宸殿を寛永年間(1624年-1644年)に移築したもので、近世の寝殿造遺構として特に重要です。紫宸殿は天皇が重要な儀式行う場所です。現存する中では最も古い紫宸殿です。宮殿から仏堂への用途変更に伴い、屋根を檜皮葺から瓦葺に変えるなどの改造が行われたものの、宮殿建築の雰囲気をよく残しています。



初層部分の額h大日如来を意味します。
五重塔(重要文化財)
寛永21年(1644)建立。
本尊 大日如来(内部)秘法にはそれぞれ仏さまが安置されている。新馬足らを中心に4本の天柱があり、柱や壁には仏や真言八祖が描かれている。が開扉は行われていません。
開扉があったら是非見てみたい。格子の隙間からも柵があり見ることはできない。
この塔の特徴は各層の幅があまりない。これは東寺の五重塔と同様です。





鐘楼(重要文化財)
1644年建立。
袴付きの鐘楼はよく見かけますが、ここの鐘楼は三階建て板張り構造で鐘は見えません。全体がお堂のようです。
どのように鐘が響くのでしょうね。


経蔵(重要文化財)
1641-1645年建立の禅宗様建築。
本瓦で鎌倉時代の様式を取り入れています。
ここの経蔵には「天界版の一切経」所蔵しています。
扉正面に釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、など6体の仏像が安置されています。
ここは回転式の八面となっていて、回すことが出来ます。768個の引き出しがあります。
一面に横5個 縦60個 奥にも引き出しがあるのだそうです。
一面に96入るから8面で768個 見事な造りですね。よくがんが得たものです。



九所(くしょ)明神本殿(重要文化財) - 1641-1645年建立。


この建物瀬梅井が気がなくわかりませんでした。




霊宝館
中門の手前右側にあります。
仁和寺の宝物が収蔵されています。
毎年春と秋に名宝展が開かれています。
御本尊の阿弥陀三尊像が拝観で見ます。
歴代の天皇や門跡(住職)直筆の手紙や和歌のほか、秘仏、国宝などを公開しています。
確認してからお出かけください。今年は2020年春は秘仏の国宝「薬師如来坐像」を初公開だそうです。




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ここで湯豆腐をいただきました。「梵」

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