滋賀県 圓常寺(彦根市) えんじょうじ
2021年10月6日記事修正しリライトしました。
圓常寺(彦根市) えんじょうじ
住所:滋賀県彦根市城町2-4-62
宗派:浄土宗
創建:1611年
開基:井伊直孝
本尊:阿弥陀如来立像
拝観:事前予約
訪問日:平成28年3月13日
☎:0749-22-3904
駐車場:あり
車:名神高速「彦根」ICから約10分
交通機関
JR琵琶湖線「彦根」駅より、近江バス彦根市立病院行き「栄町1丁目」バス停下車、徒歩3分
近くに千代神社があります。
圓常寺は彦根城を完成させた2代井伊直孝が母の菩提のため建立した浄土宗の寺院で、彦根城下の旧外堀と内堀の間に位置しています。
本尊は快慶作の阿弥陀如来立像で滋賀県内に銘があり快慶作とされてるのは、この阿弥陀如来像と石山寺大日如来坐像のみです。
ほぞに快慶の名が刻まれています。
13体揃った閣問堂があります。
圓常寺の立像は鎌倉時代に仏師の快慶が製作した像高98・8㌢。
快慶は生涯にわたって多くの阿弥陀如来像を作っており、圓常寺のは法眼の地位にあった晩年期の作品。
張りのある顔立ちや活気にあふれた体の表現が特徴的で、像高80㌢から1㍍前後の三尺阿弥陀像の中でも優れたできばえだと言われています。
圓常寺は慶長16年(1611)に創建。彦根藩二代藩主・井伊直孝が開基したとされる。立像が伝来した経緯は不明だが、昭和62年に滋賀県指定有形文化財に指定され、平成25年に保存修理が行われた。
県教委文化財保護課では「彦根市内において井伊家関連以外で国の指定を受けるのは珍しい」としています。
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