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三重県 水屋神社(大楠)

水屋神社(大楠)
住所:松阪市飯高町赤桶2507
創建:千余年前、大和の春日大社の安在所として天児屋根命を奉斎す。その後、大化4年(648)奈良の三笠山から素盞鳴命、龍神姫命を勧請す。


祭神:天児屋根命、素盞鳴尊、天照大神、龍神姫命(龍神さま)、神功皇后、櫛稲田姫命、蘇民将来、誉田別尊、多紀理姫命、市杵島姫命、多岐津姫命、武内宿禰、豊玉姫命、大山祇神、宇賀之御魂神(お稲荷さま)、加具土神、乙加豆知命、菅原天神
なんと、こんなにもあるんだよ。


☎:0598-46-0932(水屋神社)
駐車場:あり 赤い大きな赤い桶が目印


紀勢自動車道「勢和多気IC」から車で約40分
JR紀勢本線「栃原駅」から車で約40分
真っ赤な大きな桶だけに」びっくりします。隣が駐車場で、その向かいにあるのが水屋神社です。


さざれ石

境内から掘り出された木の根


拝殿
正八幡宮額
 水屋神社の拝殿に「正八幡宮」の額が掲げられています。
「源義経が文治の頃吉野の山を出て伊勢の神宮へ参詣の途次、今のサガミ峠にさしかかるや突然黒雲が起こり、八幡の旗が雲の中よりひるがえった」(勢陽俚諺)といいます。義経はこの吉兆に慶び、ここに八幡社を建立したと伝えられています。明治四十年、水屋神社に合祀されました。

本殿


鴬張りの廊下だそうです


由緒
和銅3年(710)興福寺東門院領「閼伽桶の庄」となり、慶長5年(1600)関ヶ原合戦以降伊勢領となる。
 当社にのこる南北朝時代文中2年(1373)の棟札にも大和州閼伽桶庄宮と記されており、三殿並立朱塗りの春日造も、明治25年、現在の神明造に改められた。


垂仁天皇25年(紀元前51年)天照大神が当地に巡幸された際、この地に鎮座しておられた春日の神と議って川中の巨石を以って伊勢・大和両国の境とした。この話は、隣接する滝の郷が神宮内宮の御厨であるという「神鳳抄」の記事を考えあわせると、当社が興福寺領の西端を、滝野郷が内宮領の東端を示すものとして注目されている。


 里人は今もこの巨石を「礫石(つぶていし)」、また、その付近を「堺が瀬」と呼んで慕っている。柳田国男はその著書「日本の伝説」のなかでこの話を取り上げている。
 神社名(水屋神社)・所在地(赤桶)・特殊神事・(水取り)祭神(龍神姫)などすべて




水屋の大楠(ご神木)
ご神木である大楠は、推定樹齢1000年を越え、樹高35m、根回り29m、樹幹12m、胸高周囲16.63m。という県内有数の大木。春日さま、お稲荷さまを祀っています。
伊勢と大和の国分け伝説が語り継がれている。(県指定天然記念物)


境内に埋没していたと言うケヤキの大株。
この状態で鎖もしていなかったようで、よくほりおこしたなー。感心します。



閼伽桶の井(あかおけのい)
 当社の西方約700mにあります。
  お水祭りではこの井戸からくみ上げた神水を入れた二振りの閼伽桶を水御輿に載せ、本社へ渡御します。
平成14年4月6日、春日大社へのお水送り神事が425年ぶりに復活したそうです。

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