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滋賀県 桑実寺(桑實寺)

桑実寺(桑實寺)
住所:滋賀県近江八幡安桑実寺675
山号: 繖山(きぬがさやま)


宗派:天台宗
創建:白鳳六年(677年)11月8日
開基:定恵和尚(藤原鎌足の長男) 
本尊:薬師如来
駐車場:ありますが道は狭いです。出来たらこの看板の所から徒歩が良いでしょう
    5台
交通機関
琵琶湖線安土駅より徒歩30分
☎:0748-46-4025
御詠歌は”南無薬師 衆病さい除の 願なれば 於のがみのかさ 古ゝにぬきお希”


この山号を見たことがあるのは、六角氏の居城・観音寺城 のある観音正寺 と同じだからです
伝承によると、湖国に疫病が流行したとき天皇の第四皇女の阿閇姫(あべ)も疫病にかかり、病床で琵琶湖に瑠璃のひかり輝く霊夢を見られ、そのため定恵和尚に法会を行わさせると、湖中より薬師如来が現れ、大光明により姫や里の人々の病は治りました。
寺名は、定恵が唐から持ち帰った桑の実をこの地の農家にて栽培し、日本で最初に養鰻を始めたことに由来する
この繖笠山は標高432.7mの山中にあり、麓の集落からは、500段以上のs石段が続きます。
以前西国三十三カ所の長命寺の石段(808段)もすごいですが、ここも引け取らないですね。


石段のスタート近くには、『出雲神社』。の大きな石がある。
何をお祀りしているのかは分かりませんが、とりあえずお参りだけは済ませる。

山門をくぐってからもまだ石段が続きます。

山門→本堂の1/3くらいのところに地蔵堂。
お地蔵さんと言えば、子供の守護ということで、お参り。
明和6年(1769年)建造だそうです。縁結、子安地蔵です。

『影清の背くらべ石』。
多分、平景清のことだと思うんですが、落語や歌舞伎にも登場する、源平時代の武士です。

影清の石のお隣、鎮守社。
中央は『大黒天』、左は『スサノオの命』、右は『スサノオの妃』とあります。


どんどん上ると以前行った観音寺城 の本丸の奥につながります。


御本尊は厨子に中です・
その前に前住職の薬師如来が鎮座



大師堂
天正4年(1576年)信長により建立 天台、仏教大使が安置されていましたが明治時代に大破。大正2年(1913)経堂として再建された。




本堂
国の重要文化財、室町時代初期再建、桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、檜皮葺き
創建時より薬師如来信仰として栄えました。戦国時代も戦火に遭うことなく、万魚籠長時代建立の死型がそのまま残ります

鎮守三社 
天和元年(1681年)建立
もう朽ち果てるようです。

鐘楼がありました
鐘楼 寛永21年(1644年)2月建立。

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