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滋賀県 紅葉を愛でる旅 湖東三山と永源寺(紅葉寺③百済寺の巻

湖東三山とは西明寺(さいみょうじ)・百済寺(ひゃくさいじ)
金剛輪寺(こんごうりんじ)そして永源寺(えいげんじ)少し離れていますが
先のお寺は同じ路線上にあり比較的近距離です。
これとは別に湖南三山というところもありますが、そこは秋のみ公開で普段は予約
しないと拝観できません。(お庭は自由)


これはこの地方では定番の観光コースで観光バスがぎゅぎゅう詰めになります。
今は、近くにスマートインターチェンジができて便利です。


百済寺
住所:滋賀県東近江市百済寺町323
山号:釈迦山(しゃかさん)
宗派:天台宗
本尊:十一面観音(植木観音)
創建推古天皇14年(606年)
開基:聖徳太子
電話:0749ー46-1036


幹線道路から少し奥に入ります。
この寺は赤門と表門二カ所から入ることができます。

山門(赤門)

まだまだ続く参道

本坊の喜見院
池泉回遊式庭園「天下遠望の名園」があります。

記念スタンプ



釈迦山百済寺は、飛鳥時代、推古14年(606)に聖徳太子の勅願によって開かれた近江最古の仏教寺院です。
創建当時は、日本に仏教を伝来した渡来僧や先進的な文化、技術を伝えた渡来系氏族の氏寺として発達しました。



平安時代になり、比叡山延暦寺が開創されると、やがて当寺院も天台宗となり、その規模は拡大され「湖東の小叡山」、「天台別院」と称されるほど壮大な寺院になります。
平安末期から鎌倉、室町時代には、度重なる火災や戦乱による厄災によって、建物の多くを焼失しましたが、なお勢力を保ち続け再興を果たします。



室町時代から安土桃山時代にかわる元亀4年(1573)には、織田信長の焼き討ちによって全山灰燼に帰してしまいましたが、御本尊「十一面観世音菩薩」(別名:植木観音菩薩、全高3.2m)は背後の山を越えた8㎞先の奥の院に避難することができ焼失を免れています。天正12年(1584)には仮本堂が建てられたものの、長らく再建には至りませんでした。



江戸時代になり、寛永14年(1637)には明正天皇による再建を勅許する論旨を給わり、僧侶たちは諸国に勧進し、幕府の老中や大奥、東叡山寛永寺、彦根藩主などから寄進、喜捨を受け、慶安3年(1650)に本堂、仁王門、山門(赤門)等が完成し、いまもその姿をとどめています。
                         百済寺ホームページより

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