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滋賀県 紅葉を愛でる旅 湖東三山と永源寺(紅葉寺) ⓶金剛輪寺の巻

湖東三山とは西明寺(さいみょうじ)・金剛輪寺(こんごうりんじ)百済寺(ひゃくさいじ)三寺は同じ路線上にあり比較的近距離です。そして永源寺(えいげんじ)少し離れています。永源寺ダムの近くで40分位かかります。
これとは別に湖南三山というところもありますが、そこは秋のみ公開で普段は予約
しないと拝観できません。(お庭は自由)


これはこの地方では定番の観光コースで観光バスがぎゅぎゅう詰めになります。
今は、近くにスマートインターチェンジができて便利です。


金剛輪寺
住所:滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
山号:松峯山
宗派:天台宗
本尊:聖観世音菩薩(秘仏)行基作
創建:天平13年(741年)
開基:行基、聖武天皇(勅願)
電話:0749-37-3211

血染めの紅葉と呼ばれています。


華楽坊で精進料理をいただきました。
食べてるシーンしかなくて、運ばれてきた立派
な漆塗りの重箱です。ごはんと汁ものは別でした。


名勝庭園白門


参道の千躰地蔵

紅葉の時期に咲く不断桜 赤と白コントラストが素敵です・



本堂前の紅葉が一番きれいですね。 

本堂の屋根

本堂から

本坊明寿院の庭園

 紫陽花も咲いてましたね。



源義経(みなもとのよしつね)が義仲追討の武運必勝を願い太刀を寄進しています。また北条時宗が佐々木頼綱に命じて元軍降伏の祈願をしたともいわれています。 由緒あるお寺なのです。


山門から本堂までサツキに囲まれた石段が続き、山岳城郭であったころの趣を今なお残しています。石段を登りつめたところには、ここは信長の焼き討ちにあっているのですが、当時の僧の機智により焼失の難を免れた本堂大悲閣、三重塔、二天門があります
本堂大悲閣は、鎌倉時代の和様建築の代表であり、国宝に指定されています。
本堂前にある二天門は室町時代の建立で、最初、八脚門と呼ばれる楼門でありましたが、江戸時代に二階部分が取り壊され現在の形になりましたなぜ取り壊されたのかはわかっていません。


三重塔は大悲閣(だいひかく)より建築年代は古く、荒廃したままとなっていたため、昭和49年(1974)復元されました。 


金剛輪寺の本坊明寿院(みょうじゅいん)
江戸時代の創建、かつて学頭所(がくとうしょ)として使われていました。この本坊の南・東・北の三方を囲むように庭園があり、心の字池が3庭を結んでいます。作庭された年代がそれぞれ異なる池泉回遊(ちせんかいゆう)・鑑賞式(かんしょうしき)の庭園で、それぞれが名勝に指定されています。桃山時代に造られた庭は、「石楠花(しゃくなげ)の庭」と呼ばれ、庭の中央に架けられた優雅な石橋のそばに、鎌倉時代に作られた苔むした多くの石が配され、それは見ごたえのある庭です。


常照庵
金剛輪寺の塔頭で、江戸時代に常照院が開基したと伝わります。本堂・不動堂などを備え、本尊の木造阿弥陀如来座像等が国の重要文化財に指定されています。

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