ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

滋賀県 大瀧神社 おおたきじんじゃ

大瀧神社 おおたきじんじゃ
住所:滋賀県犬上郡甲良町大滝
祭神:高寵神(たかおかみ)、闇寵神(くらおかみ)ほか
創建:平安時代前期の807(大同2)年
駐車場:あり 約20台
☎0749-49-0004
名神彦根ICから20分
交通機関
R河瀬駅からバス大瀧神社下車、徒歩2分
愛犬家が多く訪れます。

道路反対側にある古木の根
松に記を植えて「松胴塚」「犬松胴」という神社の前にあります


「滝の宮」とも言われ、祭神のタカオカミ、クラオカミは、滝の近くに鎮座し、雨をつかさどり、水脈を支配して農作物が繁茂するように大いなる恵みを授けるとされる。神社に面する犬上川の清流は、約十mもの落差を流れ落ちながら奇岩怪岩の間をうねっていきます。「大蛇ヶ淵」と呼ばれる景勝の地。


神代の大昔、犬上式部二族の始祖、犬上稲依別王命(いぬがみいないべつおうのみこと)が名犬小石丸を連れ、大蛇退治にこの地を訪れました。疲れた命が淵のほとりで寝入ったところ、小石丸がはげしく吠えかかります。怒った命が小石丸の首を刎ねると、首は宙を飛び岩陰から命を狙っていた大蛇の喉を喰い破りました。はじめて大蛇が背後から命を狙っているのを気づきました。


 我が身を捨てて命の身を守った忠犬を哀れに思った命は、小石丸の胴を埋め松の木を植えました。これが大滝神社の前に残る「犬胴松塚」です。小石丸の頭は、大滝神社の対岸、大蛇が淵を見下ろす岸の上に納められ、今でも小さな祠が残っています。これと同様の伝説は豊郷町の犬上神社にも伝わっていますが、内容は微妙に違っています。




社殿は、一間社流造、檜皮葺きで、江戸時代の寛永年間の造営と伝えられ、県の文化財に指定されています。境内に犬上神社の祠があることから、犬上郡の県主であった犬上氏が、水利守護のために置いた神社であることがうかがえます。

×

非ログインユーザーとして返信する