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京都  世界遺産 上賀茂神社 (かみがもじんじゃ)日本では最も古い神社と言われている

上賀茂神社 (かみがもじんじゃ) 世界遺産


下鴨神社があります。かもの字が違うことに注目!


住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
祭神:賀茂別雷大神
駐車場:あり
0575-781-0011
交通機関
地下鉄烏丸線北大路駅から市バスで15分

上賀茂神社は下鴨神社(しもがもじんじゃ)と共に「賀茂氏」の氏神を祀る神社。ご祭神は、神武天皇の御代に賀茂山のふもとに降臨したといわれている賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。
また、賀茂別雷大神の母である「玉依日売(たまよりひめ)」とその父の「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」は下鴨神社に祀られています。この二つの神社はとても縁が深く、例年5月15日に行われる葵祭は上賀茂神社と下鴨神社の両社で執り行われているのです。

一の鳥居から二の鳥居までは、長い参詣道と芝生の馬場が広がっています
左側が馬場です。

こちらの砂山は「立砂(たてずな)」と呼ばれ、賀茂別雷大神が降臨したと伝えられる、本殿の背後に位置する「神山(こうやま)」を模したものです。頂上部分には2本(向かって右)と3本の松葉(向かって左)が立てられています。
全国各地の神社で見かけることがある「清めの砂」の発祥が、実はここ上賀茂神社です。

境内の中を川が流れている神社はそう多くはないのですが、上賀茂神社には「御物忌川」、「御手洗川」という2つの川が本殿を挟む形で流れ、それらが合流して「楢(なら)の小川」となった形でさらに境内を流れていきます。
 滋賀県の田村神社にも馬場と川が流れています。



「楢(なら)の小川」は、葵祭や「夏越の祓(なごしのはらえ)」の際の禊(みそぎ)の儀式を行う場所としても知られていますが。川岸をゆっくり散歩すると森林浴とその澄んだ水の流れとせせらぎの音色に心が癒されることが出来ます。

手水舎
上賀茂神社の手水舎の水は、祭神である賀茂別雷大神が降臨したと伝えられる神山(こうやま)の水を汲みあげたもので、口をゆすぐだけではなくて、なんと飲用も可能とのことです。


楼門の前にかかる「玉橋」。こちらも国の重要文化財

手水舎から橋を渡って進むと「楼門(ろうもん)」が見えてきます。この楼門と東西に伸びる回廊は寛永5(1628)年に建て替えられたもので、国の重要文化財に指定されています。

楼門の奥には、国宝である本殿や式年遷宮の際に仮の本殿となる権殿(ごんでん)がありますが、通常は非公開なので見ることができません。

本殿へと通じる楼門の向かいに、「片岡社」という、かの有名な紫式部もお参りしたと伝えられる縁結びの神様を祀る歴史あるお社があるのですが、実はその近くに、上賀茂神社最大とも言われるパワースポットがあることは意外に知られていません。
それが岩上です。

岩の前にしめ縄で囲われた「岩上」。葵祭では、この岩の上で行事が執り行われる神聖な場所です。先述の神山とともに賀茂信仰の原点であり、古代の祭祀の姿を今に伝える場所で、境内の中でも最も「気」が集中するパワースポットといわれているのです。


岩上のすぐ脇には「須波神社(すわじんじゃ)」があります。こちらは居住地を守る神様が祀られている摂社で、国の重要文化財に指定されています。
階段を上った高台にあるので、お参りした後振り返ると楼門を見下ろす角度で見ることが出来ます。


葵祭は平安時代より続く日本最古級の祭祀である「葵祭」。古くは「賀茂祭(かもさい)」と呼ばれ、かつての王朝文化や風俗、伝統を今に伝えるお祭です。


行列は京都御所からスタートし、下鴨神社を経由、最後にここ上賀茂神社に到着します。


全行程で約8kmにもおよぶ行程を、色とりどりの平安装束を身にまとった人々の行列が練り歩く「路頭の儀(ろとうのぎ)」が見どころです。勅使や検非違使(けびいし)、斎王代(さいおうだい)など、平安貴族の衣装を着た人々が歩く様は、古都の雅を感じさせてくれます。



私たちは下賀茂神社の参道の観覧席で拝見しました。場所があまり良くなかったです。
この祭りの様子については別に記述します。

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