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知多四国八十八ヶ所霊場お遍路の旅             第36番 真言宗豊山派 天永山 遍照寺

2014年10月22日


第36番
真言宗豊山派 天永山 遍照寺
住所:知多郡南知多町大字師崎字栄村15番地
御本尊 弁財天
創建:725年行基菩薩により開創された.。


御詠歌
巡り来て友待つ筈の遍照寺 いざや急がん西浦の里


真っ赤な山門と寺を囲む塀は、まだ新しい。
725年、行基により大井の医王寺十二坊中の一院として開創された。
遍暦2年1212年、火災により医王寺・医徳院・大光院ともに 焼失したため師崎に移り再興された。

この水盤は当時の物



門から真っすぐ正面が

本堂
宝形造、瓦葺きの本堂。屋根に乗っている飾り瓦が凄い
鬼が睨んでいる

大師堂も兼ねていて向かって右側が大師を拝む場所になっている。
弁財天とともに弘法大師と如意輪観音が祀られていた。



本尊に弁財天を祀る知多四国霊場で唯一のお寺で、全国的にも珍しいといわれている。
は厨子の中に祀られていますが1980年、境内に等身大の銅像が建立され参拝者がそのお姿を拝観できるようになった。下記写真


別棟になっている「御手引大師堂」、昭和57年に再建された。
御手引大師堂」の内部。祀られているのは霊場巡拝者の道中安全を願う「御手引大師」。


1982年に再建された別堂には霊場拝者の道中安全を願う御手引大師が祀られている。
元はインドのヒンドゥー教の女神だったのが仏教に取り込まれ「弁財天」となり、さらに日本に伝わると神道とも結びつき、日本では七福神の弁財天として信仰されている。


明治政府による神仏分離令の時には、弁財天と同一視されていた市杵島姫命と分離されるのですが、元々弁財天を祀っていた所でも、この時に市杵島姫命に祭神を替えてしまう所も出たほどである。

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