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三重県 東員町 木像薬師如来坐像  有形文化財

木像薬師如来坐像  有形文化財
住所:員弁郡東員町大字穴太  (荒神山の決闘 穴太徳次郎の地元です)

ガラス越なのでよく写りませんでした。
次回日曜日に行ってみます。


平安時代(後期)
総高89.4㎝、檜材、一木造。彫眼、白亳は水晶を嵌入。螺髪は切付である。背板を添木するが、内刳はない。膝は横木を胴へ矧ぎ付けている。裳先は別木を矧ぐ。今は彩色像になっているが、これは江戸末期の修理による。持物等は後補である。衲衣は偏袒右肩に着し、右手は施無畏印、左手に薬壺を持つ薬師如来通有の像容である。髪際は自然に円みを帯び、眼は切長に小鼻大きく、頬豊かな顔で典雅な趣があって、螺髪は割りに粗く先が尖っている。平安時代前期の様式を残すが、膝のあたりに力強い弧状の衣文が見られ、奈良興福寺薬師如来坐像とよく似ており、且つ膝裏像造法等から推測して平安時代後期の初め頃(10世紀)の作と思われる。
 地区の人びとによって大切に管理されています。
通常はガラス越しで拝観ができ、日曜日は地区の人びとによってガラス扉が開かれて拝観できるようになっています。
               三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課より

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