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三重県 竹神社

竹神社
住所:三重県多気郡明和町大字斎宮2757-2
祭神:主祭神長白羽神
斎宮の杜よりすぐ。近鉄の線路を挟んで建っています。


参宮街道に面して鳥居が建っている。


鳥居の右手に「延喜式内竹神社」と刻まれた社号標があります。
手水舎のそばには「八王子」と刻まれた石灯籠があります
この神社は付近の神社約25社を統合して今に至っている。
発掘調査によって、伊勢斎宮内院(伊勢斎王の居所)跡の一角に当たることが分かっています。毎年6月「斎王まつり」が行なわれます。
社殿の横に、謡曲「絵馬」の案内板があります。「伊勢参宮名所図会」に毎年大晦日、伊勢の斎宮で絵馬をかける行事があり、謡曲「絵馬」では、それを節分の夜としている。
今その絵馬は大正の初め竹神社に寄贈され神宝となっている。

上部の板には12の神様の名前があります。


一見質素な神社ですが、社殿は立派です。
板塀で囲まれた本殿の屋根から上に伸びる大きな千木と(堅魚木(かつおぎ)』と呼ばれる丸太が6本もあります。


ここで千木と鰹木の説明
千木は屋根の両端で交叉させた部材であり、鰹木は屋根の上に棟に直角になるように何本か平行して並べたもの。
古墳時代は皇族、豪族の邸宅に用いられた、今では神社の屋根のみ用いられる。
千木の形は、先端が「外削ぎ」(先端を地面に対して垂直に削る)になっているものと、「内削ぎ」(水平に削る)になっているものがある。これは神社によって違い、外削ぎの千木と内削ぎの千木が同じ社殿に両方ついた神社もある。
祭神が男神の社は外削ぎ、女神の時は内削ぎになっている、という説がある。
外削ぎを「男千木」、内削ぎを「女千木」と俗に言われています。
また、穴の開いたもの、空いていないものもある。
これは、風を受けると壊れやすいから穴をあけていると言います。3つの穴が開いている。今度神社に行かれたら見てください。二つ半の物もあります。
熊野速玉大社の穴はハートの形をしています。
また、兜のような千木もあります。

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