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奈良県  宇太水分神社 

宇太水分神社 
住所:奈良県宇陀市菟田野区古市場  


建築年代元応2(1320)1:鎌倉時代
祭神:天水分神、速秋津比古神
国水分神
☎2450745-84-2613
平成26年5月3日

国道から見た鳥居
足の長い鳥居がたっていてわかりやすい


神社入りの鳥居

手水舎。屋根が苔むしていてかなり         蛙 めずらしい
古いもののようである



拝 殿

拝殿から見た本殿


蛙股の図柄は全て違います


国宝本殿
一間社隅木入春日造・檜皮葺
右から、天水分神(あめのみくまりのかみ)、速秋津彦神(はやあきつひこのかみ)、国水分神(くにのみくまりのかみ)右の天水分神は水を出す神様、左の国水分神は水を止める神様、真ん中の速秋津彦神はその二人の仲を取り持って調整する神様なのだとか。3人で協力してこの地の水を守っているとのこと。


天水分神は水を送り出す神様なので、北は稚内から南は沖縄まで全国の水道局で祀られているそうである。国水分神は水を止める神様なので、水が出ては困る鉱山などでお祀りされているとのこと。山口県の宇部興産でも祀られている。


奈良県に国宝のお寺はたくさんあるが、神社で国宝なのは春日大社と石上神宮とここだけのようである。


大和の東西南北に祀られた四水分神社のうち東に当たるのが当社とされる(他の3つは都祁水分神社、葛城水分神社、吉野水分神社)。宇陀地域には他に2つの水分神社があり、宇陀市榛原下井足(はいばらしもいだに)の宇太水分神社を「下社」、同市菟田野上芳野(うたのかみほうの)の惣社水分神社を「上社」、本項で解説する同市菟田野古市場の神社を「中社」とも称する。古市場の由緒によると、創立は崇神天皇の時代で、2003年の社殿の塗り替えの時にわずかに残された色彩が発見されそれを元に復元された。


本殿3棟
同形同大の社殿3棟が相接して並列する。向かって右から第一殿、第二殿、第三殿で、それぞれ天水分神、速秋津比古神、国水分神を祀る。建築形式はいずれも一間社、隅木入春日造で、屋根は檜皮葺きとする。第一殿の棟木に元応2年(1320年)の墨書があり、第三殿も同時期の建立とみられる。第二殿は棟木に永禄元年(1558年)の墨書があり、この時に新造に近い改築を経たとみられる。第一・第三殿は、隅木入春日造で建立年代の明らかなものとしては最古のものである。身舎と向拝柱の間には繋虹梁(つなぎこうりょう)を渡さず、手挟(たばさみ、柱上の組物と垂木の間に取り付ける三角形の材)を入れるのみである。繋虹梁を用いないのは、3棟の社殿を側面から見た場合の見通しを考慮したためとみられる


夫婦の木 途中で日本に分かれている

宗像神社

蟇股が蟹である

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