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西国三十三カ所観音 青岸渡寺・補阿洛山寺

一部記事の修整しました。2021年8月20日


2019年5月20日、日本遺産登録の発表が文化庁より行われました。

やはり車巡礼は軽四輪が良いです。私のはダイハツムーブが愛車、トヨタのノアもありますが狭い道には侵入できませんね。
西国三十三カ所は全て日帰り旅行にしました。
桑名在住のため高速を使用するとかなり便利です。
巡礼はどこから始めてもよいのですが、やはり一番札所は行ってください。

第1番札所  青岸渡寺  
第2番札所  紀三井寺
第3番札所  粉河寺        ここは駐車場近い
第4番札所  施福寺   一番の難所であった。駐車場から約40分
第5番札所  葛井寺   ここの千手観世音菩薩は本当に千本の手があります。
第6番札所  壼阪寺   目の眼病にご利益があります。
第7番札所  岡寺    ここからは、周辺に遺跡が多くある地域です。
             明日香遺跡、石舞台古墳など多数
第8番札所  長谷寺
番外札所 法起院 長谷寺に向かって歩いていくと、右側にこじんまりしたお寺
第9番札所  興福寺南円堂  北円堂も見てください。 
ここのお寺は国宝の仏像
              (国宝館)も多く陳列されています。また最近は仮講堂が完成。 阿修羅像が有名です。 
第10番札所 三室戸寺  十円玉のデザインの平等院が近くにあります。


第11番札所 上醍醐寺  私が訪れたときは火災で堂宇が焼失し入山禁止でしたが
下の醍醐寺で参拝し、御朱印はいただけました。
現在は、再開しています。
第12番札所 岩間寺   
このお寺の奥から上醍醐に尾根沿いで行けます。
第13番札所 石山寺   
紫式部が源氏物語を執筆したところです。
秋のお月見でも有名です。 
京都、大覚寺もお月見が有名です。ぜひ一度足を運んでください。時代劇などのロケ地としても有名です。


第14番札所 三井寺   大津絵と弁慶の引きずり鐘が有名です。
番外札所 元慶寺  
第15番札所 今熊野観音   
第16番札所 清水寺   
あまりにも有名です。
御伽草子にも登場します。
第17番札所 六波羅蜜寺 口から仏さまを噴き出している像が有名。


第18番札所 六角堂   
お花の池坊の発祥地です。
第19番札所 革堂 こうどうといいます。
第20番札所 善峯寺  
桂昌院のゆかりの寺
第21番札所 穴太寺
第22番札所 総待寺
第23判札所 勝尾寺  
色々な物事に勝つといわれているお寺
第24番札所 中山寺  
五百羅漢増がきれいです。
番外札所 花山院 
西国33か所を定めた方のゆかりの寺
第25番札所 播州清水寺京都にある寺とは趣も違います。エスカレーターがある  
第26番札所 一乗寺  


浄土寺(寄り道)
所要時間1時間余りで夕日が差し込み金色に輝く素敵なお寺浄土寺が是非立ち寄ってください。16時から17時が鑑賞には最適 
しばし唖然とします。別の記事で紹介します。


第27番札所 圓教寺  
ラストサムライのロケ地 他にも多くのロケが行われています。  
第28番札所 成相寺
第29番札所 松尾寺
第30番札所 宝巖寺  
琵琶湖内にたたずむ。
第31番札所 長命寺  琵琶湖湖畔
第32番札所 観音正寺   
第33番札所 華厳時  
谷汲山ゆり園が近くにあります。
ここで満願
次は長野県善光寺にお礼のお参りに行きます。


西国三十三カ所の巡礼は各お寺で次のことを行います。
線香、ロウソクを灯し
観音経
般若心経
御詠歌  
この三つを唱えます。


御詠歌は宗派に関係なく、関西地方では法事の時に老若男女すべてが唱えるのです。
鐘は平たいものでリンではありません。床に置いてたたきます。「カーン「」という音がします。一度だけ打ちます。
御詠歌の節回しは地域により少し違います。


私たちは巡拝ではなく、特別拝観と地図上で回りやすいところとその周辺のお寺も含めて巡ります。


そのため、西国三十三カ所の納経帳とは別に朱印帳も併せて買い求めました。
計画は1週間前に行い(JAF)の距離と道案内)毎回日帰りの旅。よって家は4時または3時に出発。今ならスマホを使えば容易に距離、所要時間も調べられます。


今ではスマホが非常に便利です。



毎回自宅を出発、そしてカーナビ、もちろんかーちゃんナビもお供です。
おりしも、西国三十三か所ご縁回帰として平成20年9月1日から平成22年5月31日まで
秘仏御開帳がありました。


これは普段秘仏として保存されている観音像を扉を開け拝観できると言うことです。西国33か所観音霊場の旅に出ました。


花山法皇1000年御忌を迎え観音信仰を広めようとするものです。


しかし、日程の関係で日にちがずれてしまい、時期を逸したところがあります。残念です。



第一回巡礼の旅


私は三重県に住んでいるので、和歌山県に行くには当時は高速道路は紀勢大内山までしかなく国道を車で5時間かかりました。
まず、第1番青岸渡寺に向かう前に補阿洛山寺に寄ります。


補阿洛山寺


2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録され、ご本尊の千手観音は苦悩する人々を救うと言われ、重要文化財に指定されています。



第1番 青岸渡寺
所在地は:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町8
山号:那智山
宗派:天台宗
本尊:如意輪観音菩薩
創建:仁徳天皇治世 4世紀
開基:裸形上人 天竺 インド から渡来した(伝)
御詠歌:補阿洛や岸うつ波は三熊野の 那智のお山にひびく滝
電話:0735-55-0404


 那智滝を中心とした自然信仰の場として早くから開けていたとあります。
200年推古天皇の時代には大和の生佛上人が来山され椿の霊木から身の丈3メートルの如意輪観音菩薩を彫り裸形上人の感得した八寸の観音菩薩を胸佛に納め勅願所とし正式に本堂ができたと記されている。


平安中期から鎌倉時代は熊野三山の信仰が盛んとなり、65代花山法皇が三年間山中参詣され那智山を1番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝されたことから西国大一番札所になりました。


如意輪観音菩薩
とても美しい仏像です。私の干支では千手観世音菩薩が守り本尊ですが、これも
良いですね。
如意輪観音菩薩のお姿、優しいお顔立ち、そして凛としたお顔。心が洗われます。
一番札所には、とてもふさわしいと考えられます。
気品がありますね


大鰐口
現在の本堂は織田信長の兵火により、天正18年(1590) 豊臣秀吉により再建された。
この時秀吉から寄進された大鰐口。直径1.4メートル重量450キログラム日本一の大きさ
ということです。ぜひ一度鳴らしてください重厚で深みのある響きだが体験できます。


桃山時代の建築様式をとどめる貴重な建造物である。紀南では国指定の重要文化財でもある。お堂の高さは18メートルで那智滝と同じ高さだそうです。


お寺の手前の駐車場に車を止め。那智の滝を見学、この滝に近づくには石段を100メートルほど下りることになりこの石段は「鎌倉式石段」で史跡に指定されている。雄大な滝が素晴らしい。滝のそばまで行き、霊気を肌で感じることができた。
そこから右手の山を登りお寺に向かいます。
御朱印帳には御詠歌とお寺のイラストがありそれは美しいです。


本堂でお参りした後御朱印をいただいたき、本堂展望台から滝を見ると朱色の三重塔と滝が見事に調和しているではありませんか。感激美しい。


そこから徒歩で山門を下り本来の参道の石段(500段)を下る途中の左手に熊野古道の参道がありました。しばらく散策。参道には那智黒で有名な那智黒を彫刻した石仏などが販売さてていました。下まで下りぐるりと回り駐車場に戻りました。


平安時代の衣装が借りれます。特に女性
いにしえの気分にひたってみませんか! 熊野那智大社・大門坂で衣装を借り散策することができます。

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