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四国八十八ケ所 車でお遍路の記録/ 第7番 十楽寺・第8番 熊谷寺・第9番 法輪寺

                     2021年5月17日一部文書訂正・写真追加 

      
発心の道場:第1番~第23番札所:阿波の国(徳島県)


7番 光明山 蓮華院 十楽寺
第1番札所から18.8 ㎞
宗 派: 真言宗単立
本 尊: 阿弥陀如来(伝弘法大師作)
開 基: 弘法大師
創 建: 大同年間(806〜810)
真 言: おん あみりた ていせいから うん


御詠歌:人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽


住 所: 〒771-1509 徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
電 話: 088-695-2150
駐車場: 20〜30台
宿 坊: あり

 駐車場のすぐ前の白い石造りと上部は朱塗りの竜宮城のような鐘楼門をくぐり、石段を上がると中門がこれも竜宮門、正面に本堂、右手に方丈客殿がある。


左手石段を上がると
大師堂がある。十楽寺間のもつ8つの苦難(生・老・病・死・愛別離・怨憎会・求不得・五陰盛)を離れ、10の光明に輝く楽しみ(極楽浄土に往生する生が受ける十種の快楽)が得られるようにとの願いを込めて建立された寺です。


中門(遍照殿):上層は愛染堂として愛染明王が安置されています。
本堂左前にある「治眼疾目救済地蔵尊」は、古くから眼病、失明した人たちの治療に霊験があるとされ、眼病に悩むお遍路さんの参詣が多い。

手水舎  岩の上から滴り落ちてきます。



8番 普明山 真光院 熊谷寺 (くまたにじ) 
第1番札所から21.1㎞
住所:徳島県阿波市土成町土成字前田185番地
宗派:高野山真言宗
創建:伝:弘仁6年(815)
開基:伝:空海(弘法大師)
御本尊:千手観千手世音菩薩
☎:088-695-2065
駐車場:有料 志納 300円


真言:おん ばざらたらま きりく


御詠歌:薪とり 水くま谷の 寺に来て 難行するも 後の世のため


仁王門は貞享4年(1687年)に建造され、木造山門としては四国霊場で最大で高さは
13.2m、二重門で四国霊場最大の山門である。ただし、現在の境内地からは100mほど南にある。 県指定の重要文化財になっている。ちなみに中央の幅は3.85mあるそうだが、金属製のポールがあるため大型車は通れない。



今はこの仁王門との間に農免道路ができていて仁王門は取り残されたように道路の反対側にある。


ナビで行くと農免道路からお寺に入ることとなる。


仁王門と中門の二つの門がある
 次回お遍路では是非内部を見てみたい。中門の仁王は極彩色でとても美しい。
また、多宝塔も四国では最古、最大(20.7メートル)だそうだ。
(この仁王門は和と唐様を折衷した建築様式で、江戸期の山門としては四国隋一の規模を誇っている。二層広間の東西二本の丸柱には東に昇り龍、西に降り龍を、天井には六体の天人を描き、極彩色で綺麗でした。

多宝塔 : 安永3年(1774年)建立、高さ20m余で四国最大最古のもの。


内部は胎蔵界
大日如来像を中心に、東に阿?如来、南に宝生如来、西に無量寿如来、北に不空成就如来を祀っている。

鐘楼


http://www14.ocn.ne.jp/~kumadani/


9番 正覚山 菩提院 法輪寺 
第1番札所から23.4㎞
住所:徳島県阿波市土成町土成字田中198-2番地
宗派:高野山真言宗
創建:伝:弘仁6年(815)
開基:伝:空海(弘法大師)
本尊:涅槃釈迦如来
☎:088-695-2080
駐車場:無料、普通50台、大型10台


真言:のうまく さんまんだ ぼだなん ばく


御詠歌:大乗の 誹謗もとがも ひるがえし 転法輪の 縁とこそきけ


巡錫中の空海(弘法大師)が白蛇を見、白蛇が仏の使いといわれていることから釈迦涅槃像を刻んで本尊として開基したと伝えられている。当初は現在地より4キロメートル北方の法地ヶ渓にあり白蛇山法林寺と号した。


むかし、松葉杖なしでは歩けなかった人が参拝にきたとき、参道の真ん中あたりで足が軽くなり、松葉杖なしでも歩けるように完治したという伝えがあり、本堂にはたくさんの草鞋が奉納されています。


健脚祈願「足腰お願いわらじ」は納経所で求めることが出来る。



二層の山門。
 国の重要文化財の塔があることがわかった。


すばらしい三重重の塔があった、徳川2代将軍秀忠が大阪住吉神宮寺に寄進したものを、明治6年にこの地に移築したものとのこと。



ここでガソリンスタンドの場所を聴く。残りのガソリンは1メモリを割り込んでいる。



途中で食事、うどんとお寿司を食べる。

輪袈裟を外すのを忘れた、本当は食事、

トイレ時は外すさなければ!


この寺は弘法大師が刻んだ本尊釈迦如来が祀られている。珍しいのは八十八カ所ただ一つの涅槃像で、珍しい寝姿の仏像が祀られています。大使が白蛇と出合い柿下と伝えられもとは白蛇山・法林寺厄3キロ先の山麓にあったが、ここも長曾我部の兵火により焼失,正保年間にこの地に移された。またその後も火災にあい、現在の本堂は明治時代に再建されたました。



涅槃像は人間の一番楽な寝方だそうだ、お遍路で歩き疲れたらこのように寝たらどうだろう。胃の負担を軽くし、血流もよく機能を高めるらしい。腰痛にもいいらしい。

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