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奈良      東大寺 戒壇院

東大寺 戒壇院
住所:奈良市雑司町406-1 


ここを訪れたのは3回目である。
なぜ三回も、ここに入ると心が休まるような気がします。大仏殿はやかましいが、ここは静かです。

東大寺の戒壇院は、天平勝宝六年(754)当時の中国から増鑑真を招き、大仏殿の前に
戒壇を築いた。聖武天皇を始め百官公卿400人に戒を授けた。また、5月1日には考謙天皇
の戒壇院建立の宣言により造営されたものです。創立当時は金堂、講堂、軒堂、回廊、僧房、北築地、鳥居、脇戸などがあったようです。三度の火災に遭遇ししべ手の伽藍は焼失し、現在の戒壇堂は享保17年(1732)に建立されました。
 戒壇とは受戒の行われるところで、受戒とは僧侶として守るべきことを確かに履行しますという旨を仏前に誓う儀式である。
戒壇は三段になっていて、大乗菩薩の三聚浄戒を表しているのです。
堂内には四天王、多宝塔を安置されている。
入り口は南向いているのです、多宝塔を中心に左前に多宝仏、右前に釈迦仏、そして堂内の四隅に持国天、増長天、廣目天、多門天が祀られています。
この戒壇院の外側は土塀が張り巡らされ、結界の役目なのかなと思います。


この五本の白い線は格式の高さを表しています。

戒壇院入り口

門からお堂までの両側は砂のみ何もありません
わずかに植え込みがあります。

留蓋瓦の獅子

此方の瓦には菊の紋章がありました 獅子の形も少し違います。

戒壇院から門へ向かって
外の壁とは対照的で白一色 爽快な気分となります

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