京都 南山城 綺原神社
綺原神社
住所:木津川市山城町綺田山際16
祭神:健伊那太比売命
創建:不詳
蟹満寺に行った時、隣にありました。
「大日本史」「日本書記」「延喜式」に出てくるそうで、綺原坐伊那太比売神社と記述されているようです。
「健」はたて、健康で、いなだは稲田で達者で農耕に励みなさいという意味だそうです。
この辺りの地名は綺田(かばた)または神織(かむた)といい神の献ずる衣服を織る技術者が住んでいたのだそうです。秦一族の創祀だそうです。
江戸時代の古資料には
綺田村氏神社は蟹萬寺南の森の内に在り。土人(庶民)カジハラの社と呼ぶ。是、綺原神社かと疑ふ(山城名勝志(1705))
相楽郡綺原に坐す健伊那大大比売神社云々、梶原綺田倶に綺原の謂い誤りか(山城名跡巡行志(1754))
とあり、識者の間では式内・綺原坐健伊那大比売神社として知られていたようです。
社殿右手に
春日社・市杵島姫社・九元社・天神社・倉稲魂社・春日社
社殿左手に
天照皇大神宮・蛭子社
遥拝所 しかしこれ何処に向かって拝むのかな。
牛の石像もありました。