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鞍馬の火祭り 由岐神社例祭 京都三大奇祭の一つ

鞍馬の火祭り 由岐神社例祭 京都三大奇祭の一つ
住所:京都市

京都三大奇祭
鞍馬の火祭り・今宮やすらい祭り・太秦の牛祭り


太秦の牛祭り
京都最古の寺と言われている「広隆寺」ここに国宝第一号の仏像(弥勒菩薩)があります。すでに紹介しました。で行われるのが、この牛祭です。十月に入ると、悪疫退散や豊作を祈って行われました。牛祭は恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が阿弥陀如来を拝する願いを抱き、夢告によって三尊像を彫り、常行念仏堂を建立し、勧請した摩多羅神(まだら)に国家安泰・五穀豊穣を祈願したのが起源と言われています。白いお面をつけた僧(神の役目・摩多羅神)が牛に跨り、赤鬼青鬼の四天王を従えてゆっくりと巡回します。しかし、もう数年執り行われていないようです。(牛が集まらないそうです)


今宮やすらい祭り 国の無形民俗文化財
4月の第2日曜日に今宮神社などで開催される「やすらい祭」の光景。やすらい祭りは、平安時代、桜が散り始める頃になるとよく病気が流行したので、その厄除けを意味して始められました。赤髪と黒髪の子鬼や大鬼が、太鼓や鐘を打ち鳴らしながら、髪を振り回し飛び跳ねるように激しく踊ります。これで京都の街を練り歩くのです。
ここに登場する風流花笠は時代祭りにも登場しました。時代祭りは紹介済みです。

三門の前

この坂を上がると由岐神社


大松明  数か所ありました

鉾  写真が1枚のみ



1週目

2週目 3週目 停電で真っ暗 懐中電灯で照らしながら歩く 中にはスマホをライト代わりの使う人もいました。

褌姿

山里に熱い祭りが始まる。
私たちは出町柳駅地下駐車場に駐車、叡山電車で貴船口まで、この日は貴船には車は入ることはできません。泊り客は通行可能です。
「近うて遠きもの」の中で清少納言が、(鞍馬のつづらおりといふ道)ときしています。
鞍馬では1年は13月・・・祭礼があるので1月多く働くのだそうです。この1月を当該祭礼の準備に充てるのだそうです。
由岐神社については、以前ご紹介しましたので今回は除き、鞍馬の火祭りについてご紹介です。


起源としては、天慶3年(940年)御所にお祀りされていた由岐大明神を、当時天慶の乱(平将門の乱)や都の大地震など騒然とした世の平安を願い当時の朱雀天皇の詔(みことのり)により御所の北方いあたる鞍馬への由岐大明神を遷宮し北方の鎮めとした。
この時遷宮の時、手に松明を持ち道々にはかがり火を焚き、矛を先頭に、その行列は十町(約十一キロ)にも及び、天皇自らの国家の儀式であった。
この儀式と由岐大明神を永く伝えてきたのが鞍馬の方たちです。


松明は大・中・小合わせて250本あるようです。


私たちは早く着いた(午前10時頃)ので、鞍馬の街を見て歩きましたが、鞍馬の登山道は閉鎖されていました。


午後六時が祭りの始まりです。しかし,立ち止まることはできません。人の波に乗って歩きます。町にかがりに火が入ります。「サイレイヤ、サイリョウヤ」というかけ声がします。大きな松明が町を練り歩きます。この松明は徐々に数を増し、子供の松明も来ます。貴船口の駅前ロタータリーは人込みで身動きができません。20分経ってもせいぜい7から8メートル進のがやっと。


本当は山門前の注連縄を切り神輿が下りてくるのを観たかったのですが、人の波で押されていき山門前では止まることが出来ず、一周してしまいます。この祭りは午前0時まで行われますが、泊り客以外は無理です。電車の最終がありません。
鉾は全部で7個あります。風鉾、葵鉾、寺鉾、蝉鉾。菊鉾、銅鉾、萄鉾

大きな松明は男衆は褌に前掛け、子供(少女)はトックリという小さな松明を持って歩きます。また少年は大松明の小型の物(褌はしなく綺麗な着物を着ています)


電車が込み合うので会場を21時に退散、でも電車は満員2つほど待ちました。


一部記事はパンフレットより引用

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