ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

滋賀県 万年寺(まんねんじ)

2021年10月6日 記事修正しリライトしました。
万年寺(まんねんじ) 
住所:滋賀県栗東市小野297
山号:石場山 
宗派:黄檗宗リライト
開基:小野光房 
創建:835年
中興:裕堂禅師 1683年 10月
本尊:聖観音立像
駐車場:10台程度
栗東インタより5分
交通機関:
JR琵琶湖線「栗東駅」下車、バス18分 東宝ランド下車徒歩約10分仏像拝観は事前予約が必要です
☎:077-552-0077
その他他町指定文化財
  隠元禅師画像:江戸時代前期
  慧極道明画像:江戸時代前期



鐘楼門  中国式です

本山は京都宇治の万福寺です

屋根の上には鯱ではなくマカラというインド鰐です。
マカラ(摩伽羅)


摩竭魚とも書く。魔除けとして万福寺総門(漢門→)屋根の両端に魔除けとして乗せられた想像上の動物。


鯱(しゃち)に似ているが鰭(ひれ)の代わりに足が生えており、インド辺りにその原型が求められるという。女神の乗り物としてガンジス川に棲息するワニだと言われています。


水辺の動物の中でも最強であることから、アジアでは、聖域の結界にあたる入り口の門、屋根などに置かれるほか、仏像の装飾にも用いられています。


そうすると、四国香川の金比羅(こんぴら)さんに祀られているのもガンジス川に棲息するワニだそうだから、「何か関連があるのだろうか?。」とも思ったりするのだが、確証は有りません。


 「摩訶不思議」という言葉の語源には諸説あるそうだが、この不思議な生き物である摩伽羅も、その一説だそうである。



黄檗山 萬福寺(おおばくさん まんぷくじ)」京都府宇治市五ヶ庄三番割34  ☎0774-32-3900



黄檗宗
黄檗(おうばく)宗は曹洞宗、臨済宗と同じく禅宗の一派です。


中国・明時代の高僧隠元隆琦禅師が1654年に日本に来られ、伝えられた。
黄檗宗は日本の臨済宗と同じ流れを汲み、臨済義玄禅師、さらに遡ると達磨大師を宗祖と仰ぐ宗派です。江戸時代末まで宗派名を「臨済正宗」と称していましたが、明治九年に日本の臨済宗と区別するため宗派名は黄檗宗と変更されました。


なお、四代将軍家綱より許可を得て、宇治に黄檗山萬福寺を開くことにより、正式に黄檗宗が認められたのです。少し上記記述と矛盾しますが、私が調べたところでは2説。


私の訪れた黄檗宗のお寺は当寺と京都宇治市にある万福寺(大本山)京都に黄檗宗のお寺が数多くありますが滋賀県では数少ないです。


本尊
聖観音立像
町指定文化財 鎌倉時代 像高124cm
聖徳太子が刻んだと伝わります。


宝篋印塔
町指定文化財 鎌倉時代
写真はありません


最後迄読んでいただきありがとうございます

×

非ログインユーザーとして返信する