滋賀県 金毘羅宮慈眼寺 金比羅大権現
2021年10月5日記事修正しリライトしました。
金毘羅宮慈眼寺 こんぴらぐうじげんじ 金比羅大権現
住所:滋賀県彦根市野田山町291
山号:福聚山
宗派:曹洞宗
創建:不詳
開基:天平13年(741)行基
本尊:釈迦牟尼仏
☎:0749-22-2273
彦根ICの信号から南へ1.8kmほど
近くには多賀大社もあります。2.5キロ程度
駐車場:あり
交通機関
JR東海道線・彦根駅から湖国バス多賀線に乗り「野田山」で下車し、東に徒歩15分。
井伊家ゆかりの寺社巡りの一つです。
階段下の地蔵堂
地蔵堂の内部 15体のお地蔵さんが並んでいました
金毘羅さんの鳥居がたっています。
階段を上がります
この階段とは別に別記事にしますが、三社神社からもお参りする階段があります。
あがりきると、立派な石畳がありましたが説明書はありません
金毘羅さんの三本杉として有名です。
三本の巨樹が隣接して立つ姿素晴らしいです。滋賀県指定の自然記念物
案内板
幹周/5. 1m、樹高/38m
幹周/5. 1m、樹高/40m
幹周/4. 1m、樹高/24m
樹齢(伝承)1200年
石碑には
滋賀県自然記念物で「名木 三本杉」の石碑と陶製の置物が置いてあります。
金毘羅宮慈眼寺観音堂の正面に三本杉は立っています。
観音堂に安置されている十一面観音像を彫り終えた僧行基が記念に植えた杉と伝えられております。
杉のてっぺんは写りません
字があまり読めません。
此方は雌
此方雄です。
ちんちんがあります。普通は子供か鞠ですね。
扁額:山号が書かれています。
誰の筆かわかりません。
ぼけ除け観音像 まだ新しいです。足元に二人に子供がいます。
石仏が多いです
絵馬堂
天保年間尾絵馬が多い中今井だけ現代の物
階段が四国の金刀比羅宮を彷彿しますが、金比羅山より階段数ははるかに少ない。
四国金刀比羅宮(こんぴらさん)は785段あります。しかし、1368段あるのですが。
奥社までが583段あるのです。合わせて1368段。
ここは数えませんでしたが、石畳が綺麗でした。
慈眼寺は、元は天台宗の寺院でしたが、元亀2年(1571年)織田信長により全山焼失してしまいました。その後、宝永元年(1744年)に高僧・堅央慧練大和尚が荒廃を復興し、曹洞宗となりました。
白髪の老人のお告げにより自ら讃岐象頭山 金毘羅宮(現金刀比羅宮)に参籠して37日間祈願の後霊験を奉受され、金毘羅大権現御尊像を現地にもたらして、鎮座奉祀されたのがいまの金毘羅宮です。
天下の景勝琵琶湖を一望する、風光明媚なところです。
詩人野口雨情が「山の中でも野田金比羅は 病厄除けあらた神」と詠んだ彦根市野田山町の金毘羅宮慈眼寺。除難や交通安全、安産守護、学業成就の祈祷で知られています。
最後迄読んでいただきありがとうございます。