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岡崎 瀧山寺(たきさんじ) ・瀧山東照宮(たきやまとうしょうぐう)

瀧山寺(たきさんじ) ・瀧山東照宮(たきやまとうしょうぐう)


住所:愛知県岡崎市滝町山籠107
山号:吉祥陀羅尼山
宗派:天台宗
創建:天武天皇の勅願(673年から686年)
開基:役小角
本尊:薬師如来


正式名称:吉祥陀羅尼山藥樹王院瀧山寺
☎:0564-46-2296
駐車場:あり、100台


交通機関:
<瀧山寺本堂、または宝物殿に行く場合>
名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス大沼行他「滝山寺下」下車徒歩10分
<瀧山寺三門(仁王門)に行く場合>
名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス滝団地行き「滝団地口」下車300m
※三門から本堂、宝物殿までは700m
宝物殿見学400円、東照宮本殿見学200円(土日のみ)
起源は吉祥寺と名乗ったのが始まりとされています。



三門(国の重要文化財)  寺から700m位離れています。
鎌倉時代 文永4年(1267)建造
滝山寺三門は鎌倉時代の仁王門で、3間1戸楼門、屋根は入母屋造こけら葺です。現在の仁王門は文永4年(1267)に建てられた、市内最古の建造物です。楼上正面の「瀧山寺」とある扁額は、文永12年2月19日に正三位藤原経朝が書いたものです。金剛柵内に安置する仁王像2躯は、15世紀前半頃の作です。三門の工事にあたり、上層東南の尾垂木の角度を一本切り違えたのを恥じた大工飛騨権守藤原光延が、楼上から飛び降りて自殺したと言い伝えられ、その塚と称されるものが門の正面左手にあります。
岡崎市文化財より
柵でおおわれていて近くには入れませんでした。




本堂(国の重要文化財)
寺の裏には家康公が再建したといわれる日吉山王社があります。

聖観音
 左側の聖観音は寄せ木造りの彫眼像で蓮華を持つ左手に右手を添え、蓮華座の上に立つ。
聖観音像は頼朝公の等身大で、仏身に御髪と御歯が納められています。
これは、レントゲン検査で確認されています。


梵天(ぼんてん)
 右側の梵天(ぼんてん)は四面四臂、各面三目彫眼で、左手の一手に蓮華を持ち、右の一手は軽く拳をつくり、蓮華座の上に立つ。


帝釈天(たいしゃくてん)
 中央の帝釈天(たいしゃくてん)は一面三眼で、条帛の下に胸甲を着け、右手にどっこしょを執り、右足をやや踏み出して荷葉座の上に立つ。 各像は桧材で、江戸時代末から明治頃の極彩色の補彩が厚く施されている。


 鎌倉時代の第1の仏師運慶・湛慶父子の作として、昭和56年に国の重要文化財に指定されました。




滝山寺の隣にある滝山東照宮は、正保3年(1646)、3代将軍家光公の創建で、日光東照宮・久能山東照宮とともに「日本三東照宮」に数えられています。
滝山寺本堂よりも一段高い所にあり、拝殿・中門・本殿などのほか、家光寄進の太刀銘長光と家綱寄進の太刀銘正恒は国の重要文化財に指定されています。
本殿と拝殿の間に中門があるのが特徴で、極彩色の東照宮様式で建てられている社殿は往時の徳川家の権勢を今に伝えます。


毎年旧暦正月の7日に近い土曜日に、鎌倉時代から続く「滝山寺鬼まつり」が開かれます。必見だそうですが、私は一度も見ていません。
この祭りは春の到来を告げ、天下泰平、五穀豊穣を願います。徳川3代将軍以後は幕府の行事ともなりました。(幕府主催とは過ごしぎますね)
最大の見所はクライマックスの火祭り。運慶作の面をかぶった鬼と暗闇の中を乱舞する松明の火は必見です。


これは日にちが違います おまけ
スーパームーン 27年9月27日 地球に一番近づく日でした。

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