ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

 三重県  東海道 関宿

東海道 関宿
住所:亀山市関町中町444-1
☎:0595-96-0468(関宿旅籠玉屋歴史資料館)月曜は休館
ここに電話すると親切に色々教えていただけます。


駐車場;付近に沢山あります、丘に上に駐車するのが便利
そしていったん、名古屋方面の関宿入り口まで行ってから


京都方面(鈴鹿峠)に散策、または逆に散策すると、効率的ですよ。
この関宿は、参勤交代や伊勢参りなど多くの人や物が行き交い、1日に1万人もの往来があったとも伝えられています。
関まちなみ資料館と共通
大人300円(250円・小中高生200円(150円)


R関西本線「関」駅まで、
 名古屋から約1時間30分(亀山で乗換)
 京都から約1時間30分〜1時間40分(草津、柘植で乗り換え)
「関」駅から関宿まで、徒歩で約10分


東追分
関宿の東の入り口。
東海道と伊勢別街道の分木点です。
大鳥居は伊勢神宮を崇拝するためのものです。20年に一回の伊勢神宮遷宮の際、内宮宇治橋の南詰めの鳥居が移築されます。常夜灯、道標も残されています。



関宿の特徴は、最も古いもので18世紀の中頃の者が半数を占めていること。平入の二階建てが一般的ですが、二階全面を土壁で覆った塗り込めの建物がめを引きます。


江戸時代の宿場町「関宿」。東海道五十三次で江戸から数えて47番目にあたり、参勤交代や、お伊勢参りの人々で賑わったこの宿場町は、今も歴史的な建物が立ち並んでいます
江戸時代に整備された53の宿場、東海道五十三次の江戸から数えて47番目がこの「関宿」です。参勤交代や、お伊勢参りの人々で賑わったこの宿場町は、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されました。
大切に保存されている歴史的な建物の並ぶ景観は見事です。現在でも宿泊できるようになっているところもあるのが良いですよね。
何百年も前から続く甘味処もあり、情緒あふれの街並み。


地蔵院(国指定文化財)
関の地蔵に振袖着せて、奈良の大仏婿に取ろ」の俗謡で有名な関地蔵院。
天平13年(741年)行基菩薩の開創と伝わっています。
近郷の人々に加え、東海道を旅する人々の信仰を集めていました。今でも多くの参拝者が訪れます。
境内の本堂、鐘楼、愛染堂の三棟が国の重用文化財に指定されています。



起り屋根(むくりやね(むくりやね)。
よく見てみると、瓦屋根が少しだけカーブしています。瓦屋根といえば直線でが、あえてこのような形にするのには、随分と手間やお金がかかると思います。
この形の屋根は、富豪のしるしだそうです。よく見ないとわからないというあたりにこだわりを感じますね。
この様な造りは神社仏閣にもよく使われます。一見かまぼこのようです。
これは水はけのよいよう設計されているのです。軒先に行くほど勾配がきつきなっています。これに対してそり屋根があります。そり屋根は中国などから伝えられたもので、中国お寺はそり屋根が多いですね、特徴的です。
起り屋根(むくりやね)は日本独特なのです。公家、や商人に好まれたそうです。


なんか、屋根がお辞儀しているようですね。日本人の心かなと感じます。




郵便局


高札場(こうさつば)があります、ほぼ宿場の中央。
もちろん復元されたもの。
お知らせ事はここに掲示するのです。当時の日本人は字の読めないものも沢山いましたが、寺子屋が出来、文盲の人々は少なくなりました。この高札には、たとえば賃金についての決まりごとなど、生活に大きく影響する重要なおふれがここに示されていたとのこと。着物姿の人々が札を見上げている様子が思い浮かびます。
これ読んでおかないと後から知らなかったでは済まないんですよ。


歴史ある町並みを、高い位置から見ることのできる百六里庭(眺関亭)入り口。
眺関亭からは、江戸時代の、山々と町並みの素晴らしい眺望を楽しめます。
晴天はもちろんのこと、霞もまた町の雰囲気を引き立ててくれるので、天気を選ばず、その眺めを味わうことができます。
街中の小公園、関宿が江戸から106里あまりあることから名付けられました。



銘菓「関の戸」を伝承する創業370年の深川屋(ふかわや)。
よく見てみてくださいね、「関能戸」と漢字で書かれています。こちらは京都側から訪れた人に向けたもの
京都側には漢字、江戸側にはひらがなで書かれた「庵看板」。
旅人が方向を間違えないように配慮されています。
江戸側から訪れた人々にはこちらの面が見えるようになっています。
「の」の文字が平仮名で「関の戸」。東海道を行き来する旅人たちは、看板を見て平仮名なら上り方面に、漢字なら下り方面に向かっていることを知る目印にもなっていたんですね。この金箔、張り替えてからまだ間もないのだそう。細やかなメンテナンスあっての美しさなんですね。


玄関の柱に付けられた「馬つなぎの環金具」


宝珠の玉をかたどった虫籠窓が特徴
関宿を代表する大旅籠の一つ。江戸時代の旅籠建築に、当時使われていた道具類などを展示しており、当時、人々がどのように旅籠で過ごしたかを伺い知ることができる

山車倉
「関の山」の語源となった関宿の山車は、16基ありました。お互いに優美を競い
また狭い関宿を練ったことから生まれた言葉です。現在は4台しか現存していません。


瑞光寺権現柿
中世にこの地を納めていた源氏のゆかりの寺です。
境内の権現柿は、徳川家康が関宿に立ち寄ったとき、賞味したと伝えられています。



長くなりました。

×

非ログインユーザーとして返信する