1959年作品

三部作の完結編

他に市川雷蔵主演の同名の映画があります。

東映

しかし原作は未完であるため

創作部分があります

監督　内田吐夢

キャスト

片岡千恵蔵　机龍之介

中村錦之助　宇津木平馬

丘さとみ　　お松

長谷川裕見子　お浜

東千代之助　駒井能登守

山形勲　　　神尾主膳

月形龍之介　裏宿の七兵衛

前作までのあらすじを説明後に映画は始まる。

宇津木平馬(中村錦之助)が仇討ちの為甲府

将軍家直領地にやって来る。

仇は机龍之介

お浜の死霊に誘われるようにお浜の故郷にやつて来た机龍之介(片岡千恵蔵)

宇津木平馬は領地支配の神尾主膳(山形勲)に

仇討ちを申しでるが！

何故か捕縛され城内の牢へ

片田舎に机が引きこもるところへ名刀を届ける神尾主膳

机は試し切がしたい。

　

城内の牢屋に囚われる平馬(錦之助)助け出される

また勤王侍も

逃げ込んた先は能登守(勤番支配)の屋敷

机は片田舎の家に

そこへ主膳の配下が証拠隠滅のため刺客が！

全て斬り殺す机

目を患う机は大菩薩峠の見える所へ

そこはお浜の墓

平馬は月代(さかやき)を剃りあげた

正式な元服　

そして大菩薩峠へ

しかし！

机は狂乱の中

濁流に流されていく

評

長年の仇討ちも虚しく机は平馬の眼の前で

流されていくシーン。

仇討ちとはなんだろう？

哀れな最期

江戸末期で剣豪は必要ないのだろう

何かと利用された