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愛知県 津島市 津島神社 天王祭り 藤祭り 全国天王総本社

津島神社 (つしまじんじゃ)
全国天王総本社
住所:愛知県津島市神明町1


祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。
御相殿には建速須佐之男命の御子
大穴牟遅命(おおなむちのみこと)


創建:欽明天皇[540年]


近くには津島市観光交流センターがありますので時間に余裕のある方は寄ってみてください。歩いてすぐです。


藤の季節は天王川公園で藤祭りがあります。(津島神社の近隣)


電話:0567-26-3216


駐車場:大きな朱塗りの鳥居の前にあります。
    広い駐車場です 30台は・・・・。


東名阪弥冨ICから約15分
桑名から木曾三川公園を越え突き当り左折し25分位


交通機関
名鉄津島駅から15分程度


ゆっくり見て歩いて1時間程度です。


疫病除けのお札は社務所で授与されます。これを家の玄関に祀っておくと、疫病が蔓延しても、家のものは感染しないと古くから伝えられています。


楼門
豊臣秀吉の寄進



南門
愛知県指定の文化財
この南門は秀吉の病気平癒を祈って慶長3年、秀吉の息子、秀頼が寄進したものと伝えられています。


菅原道真
南門の外に菅原道真をまつる天神様があります。
そこに三つ石と呼ばれている石がある。尾張名所図絵の神社境内図に現在地と同じ位置に描かれているようなので、古代の祭礼の場か磐座としていたのだろうか?。


南門


三つ石
滑らかな硬砂岩の自然石3個が、津島神社末社の菅原社境内に巴状に置き並べられている。
三ツ石は尾張名所図会の神社境内図にもほぼ現在の位置に描かれている。この置き石については何の伝承もない。神社は欽明天皇元年(540)ここ居森の地に鎭座と伝承されている。
古代祭祀の場として、磐座、磐境があるが、この三ツ石は居森の一角である。



手水舎
この神社も手水舎にはひしゃくが置かれるかわりに、季節の花が彩り豊かに浮かべられていました。


拝殿
拝殿:慶安2年(1649)
江戸時代に修理したとの記録が残っていることから古くからあったと思われます。


本殿 国の重要文化財
桃山時代の様式
慶長十年に建築されました。
ここには千木・鰹木はありません
桧皮葺(ひわだぶき)の屋根で朱塗りの柱との対照が華麗で美しさが際立ちます。
徳川家康の四男で清洲城主・松平忠吉の健康を祈願して、妻政子が寄進しました。


本殿左にはスサノオがアマテラスと誓約で産んだ御子が祀られている「八柱社」、「熱田社」「内宮」「外宮」「弥五郎殿社」という多くの摂社があるります。
「弥五郎殿社」の祭神は「武内宿禰命」「オオムナチ」で、郷土の守護で津島神社社家・紀氏の祖神・タケノウチスクネを祀りされています。



由緒ある牛頭天王社の総本社として、古くから手厚く信仰されていた津島神社。江戸時代には、「津島参らにゃ片参り」と言われ、お伊勢参りの折りに、津島神社に参拝することがならわしとされていました。
この様に伊勢参りには多くの言い伝えがあります。(片参り)


摂社
牛頭天王がお祀りされています。
津島神社6社めぐり 荒御魂社
”津島神社6社めぐり”はスサノオノミコトの4つの御霊を祀るお社を回るもの。まず荒御魂(あらみたま)を祀る小さなお社へ。”荒御霊”というのは勇猛果敢、活動的な性格を意味しているそうです。


津島神社6社めぐり 和御魂社
スサノオノミコトの和御魂(にぎみたま)を祀る小さなお社です。”和御霊”というのは平和、柔和な性格を意味しているそうです。ものごとの調和をとって下さるお働きがあるそうです。


津島神社6社めぐり 柏樹社
スサノオノミコトの奇御霊(くしみたま)を祀る小さなお社です。”奇御霊”というのは不思議な働きを意味しているそうです。お社の後ろに古柏樹が生えていたのでこの名があるとか



津島神社6社めぐり 居森社
居森社本殿:天正19年(1591)
スサノオノミコトの幸御霊(さちみたま)を祀る小さなお社です。”幸御霊”というのは幸福な働きを意味しているそうです。社殿は豊臣秀吉の母、大政所の寄進によるものと使えられています。


津島神社6社めぐり 疹社
その名の通り、感染症のスペシャリスト(?)の神さまを祀るお社です。ここはスサノオノミコトの和御霊(にぎみたま)。昔から麻疹、疱瘡の神さまと言われ、感染しないよう、また感染したら軽症ですむよう祈願されてきました。


弥五郎殿社
弥五郎殿社本殿・拝殿:寛文13年(1673)
境内には、驚くほどの長寿で5代の天皇に仕えたという伝説の人物、武内宿祢を祀るお社もあります。

荒御魂社本殿:元和5年(1619)

荒御魂社本殿:元和5年(1619)
写真はありません


摂社末社もいろいろ 35社もあります
津島神社は境内にたくさん小さなお社があります。津島神社に参って摂社、末社に立ち寄ると、一度に伊勢の内宮、外宮などに参拝できます。




尾張津島天王祭 でも親しまれる津島神社
除疫、授福の神である牛頭天王信仰の中心社で、かつては「津島牛頭天王社(つしまごずてんのうしゃ)」と称されていました。540年、欽明(きんめい)天皇元年の鎮座と伝えられており、1470余年もの歴史があります。
京都の八坂神社と並ぶ天王社として崇められ、全国に3000以上点在する津島神社の総本社です。


幽玄の世界が繰り広げられます。
日本三大川まつりのひとつに数えられています。


7月の第4土曜日とその翌日に開催され、尾張の夏の風物詩となる「津島天王祭」です。.
津島五車のまきわら船の提灯に灯がともされ、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川(丸池)を漕ぎ渡っていきます。


津島神社と織田家のかかわるは深い
緒だけの家紋とこの神社の神紋は同じです。豊臣秀吉・徳川家よりも
手厚く庇護されてきました。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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