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弥富市 立田輪中人造堰樋門(たつたわじゅうじんぞうせきひもん) 史跡

立田輪中人造堰樋門(たつたわじゅうじんぞうせきひもん)
史跡


住所:愛知県弥富市中山町懸廻


新型コロナの影響でお寺および旧跡は拝観が困難となっています。
唯一見ることが出来るのは屋外施設のみです。
そこで今回弥冨の立田輪中人造堰樋門を訪れました。


自宅近くにこのような史跡があるとは知りませんでした。
弥富市の歴史を調べていて見つけました。
まだまだ多くの史跡。文化財がありますが上記に記したようにコロナの影響で
休館中の所が多いです。
9月30日に緊急事態宣言解除されたら見学再開となれば順次ご紹介します。


東名弥富ICから 南へ車で10分
JR・名鉄・近鉄 「弥富駅」下車  南へ徒歩20分
近鉄弥富駅より弥富町巡回福祉バス輪中の里(特別養護老人ホーム)下車、輪中の里隣(輪中公園内)
東名阪自動車道・弥富I.Cより南へ5km(約10分)


所在地:弥富市中山(輪中公園内)
駐車場:あり


問い合わせ先
弥富市歴史民俗資料館(現在閉館中)
弥富市前ケ須町野方731
☎:0567-65-4355

石碑裏側の説明文

凄い設備です。相当な費用が必要だったと思います。
これは全て借金だったようです。明治時代で87.000円 今の価値に直すと3億ぐらいかと。

老人ホームから堰樋門をみる




道路側から見た堰樋門

堰樋門上から眺める

亀が泳いでいる

輪中公園

奥の建物は老人ホームです。


この施設は、農業排水を鍋田川に排出するため建設されました。
現在この周辺は公園として整備され輪中公園となっています。


全長約26メートル、全幅約9.5メートル、水面からの高さ約8メートル。樋門は水路の橋も兼ねており、欄干部と階段は人造石モルタル仕上げで構成されています。


上層部は間知石でつみあげられています。


水路はレンガ造りで4箇所のアーチ式となっておりなかなか見事なものです。
なお、水門とそれを引き上げるハンドルも保存されています。


この地域は、川・池・沼に囲まれた水郷地帯で、明治時代においては特に用排水に苦慮した地域でした。そこで、用排水管理の目的で立田輪中悪水普通水利組合が、明治三十年代から四十年代に完成させたものです。また、その時代三組合(立田輪中悪水普通水利組合・筏川東西連合用水組合・佐屋川用水普通水利組合)が存在し、立田輪中人造堰樋門(明治35年完成)を含め計十一もの樋門が設置され、その操作を通じて個々の目的は果たされました。その樋門は、少なくとも第二次世界大戦の頃までは正常に機能していましたが、現在に至っては、立田輪中人造堰樋門(町指定文化財)の他二門のみが形を残していますが、全て機能を持たない状況です。


亀が沢山泳いでいました。


最後迄お読み頂きありがとうございます。

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