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花の窟  世界遺産

花の窟  世界遺産
住所:三重県熊野市有馬町130
☎:0597-89-4111
祭神:伊弉冉尊(イザナミノミコト)、軻遇突智神
創建:不詳
交通機関
夕井駅から徒歩ですぐ。


ここには、熊野の花火大会に合わせて訪問しました。
駐車場は花の窟、から22メートルほど離れた少し奥まった所にあります。
神々が宿る地と古来より言われてきた熊野。ここは聖地です。
社殿はありません。2000年に国の史跡(熊野参詣道)に指定された。
2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されました。
由緒
720年(奈良時代)日本書紀に記載されている。
神代第一で「国産みの舞台」として登場しています
日本書記に「 一書曰伊弉冉尊火神(いざなみのみこと)を生み給う時に灼(や)かれて神退去(さり) ましぬ 故(か)れ紀伊国 熊野の有馬村に葬(かく)しまつる 土俗(くにびと)此神の魂(みたま)を祭るには 花の時に花を以って祭る 又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る」と記述されています。
花窟神社は社殿なく、日本最古の神社です。ここから日本が出来たと言われています。
石巌壁立高さ45メートルの岩が御神体です。
巨岩の麓にある「ほと穴」と呼ばれる高さ6メーチル、幅2.5メートル、深さ50センチメートルほどの大きな窪みがある岩陰が伊弉冉尊の葬地であるとされています。
ここの場所は「陰石」で和歌山県新宮市にある神倉神社にあるコトブキ岩が「陽石」と言われています。
花の窟は死者の魂が黄泉がえりを象徴するともいわれています。
「黄泉がえりを象徴するパワースポット。「新たな自分に生まれ変わる」事を求めて参拝者が訪れる神社です。


この神社に祀られている伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、火の神「軻遇突智尊(カグツチノミコト)」を産む際に、火傷を負って亡くなりました。そのイザナミノミコトが葬られたのが、花の窟です。
毎年2月2日と10月2日には古式ゆかしい行事(日本書記に記載されている)が執り行われるそうですが私は訪れたことがありません。


手水舎(ちょうずや)
直径1メートルほどの大きな丸い石(苔むしたような石)があり、しめ縄がかけてあります。
この丸石は「ご神体である磐座(いわくら)から落ちてきた」と伝えられるご神体。「体の痛い場所をさすってから、この石に触れると痛みが良くなる」とも言われている石です。
(写真紛失)

この狛犬の間を進む
参籠殿(さんろうでん)
手前に1対の狛犬が鎮座している参籠殿(さんろうでん)があります。参籠殿には社務所があります。ここを通り抜けるといよいよ御神体。

伊弉冉尊(イザナミノミコト)拝所

不思議なしめ縄  岩の上から吊るしてありました。

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