ほんわか人生の旅

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笠地蔵  六地蔵ではありません

今日は笠地蔵のお話


なぜお地蔵さん7つ?

六地蔵でないのです


孫が作りました


笠地蔵

蒲鉾の板

蒲鉾の板一枚で混み合っています。


どんぐりでお地蔵さま

頭に落花生で作った笠


昔話

大晦日の夜暮らしの貧しいお爺さんお婆さんは明日正月だというのにお餅を作るお米もありません。


お爺さんは古着を持って町に売りに行くことに

あいにく雪も降ってきました。


途中お地蔵様が7人並んでいました。

お爺さんはお供えするものもなく

お辞儀をして通り過ぎました。


町についても誰もお爺さんに目向きもしません。


そこに傘売がやってきて

「その古着と笠を交換してくださらないか」


おじいさんは笠はいりませんでしたが

笠売りの悲しそうな顔を見て

傘と交換しました。


仕方なく傘を持って家に帰ることに


やがてお地蔵様の前を通りかかると

お地蔵様は寒そうにしていました


お爺さんは持っていた傘をお地蔵様に

被せましたが一つ足りません

お爺さんは自分の傘をお地蔵様に被せ

家に帰りました。


お婆さんは

「お爺さんどうしたのですか、そんなに

雪だらけになって」


お爺さんはコレコレと説明します

お婆さんは

「それはいいことをしましたね」


二人は床につくと


じいさまの家はどこぞや

じいさまの家はどこじゃ

ここじゃ、ここじゃ!


不思議に思ったお爺さんお婆さんは

戸を開けけると

家の前に米俵や野菜、魚が積まれていました。


お爺さんお婆さんはお餅をつき


それからお爺さん、お婆さんはお地蔵様を

大切にし幸せに暮らしました。☺️

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