ほんわか人生の旅

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映画鑑賞 好色一代男 市川雷蔵

江戸時代前記の文芸作品

井原西鶴の処女作

1682年大坂の荒砥屋可心から刊行された読みもの


この作品を

映画化されました。


1961年 大映

時代劇というよりドラマ


監督 増村保造


キャスト

市川雷蔵 世之介

若尾文子 夕霧太夫

近藤美恵子 高尾太夫

水谷八重子(良重) 吉野太夫

中村玉緒 お町

船越英二 月夜の新佐


一部ネタバレあります。

不快なかたは離脱して!


但馬屋の倅世之介の放蕩三昧、女遊び

お父ちゃんがぽっくりいったら身請けしたるわ!


吉野太夫(水谷八重子)と起請文まで交わしてしまう


父親はなんとか立ち直らさせようと縁組を

進めるが、なんと相手の女にも恋仲の男がいたのです。  

中番頭と恋仲だった。



陰干しのたくわん!

上手いこと言いますね🤣

 (但馬屋の女将)


このことを知った世之介この縁談をぶち壊してしまう。


呆れた親は勘当変わりに 世之介を江戸に修行に出すことに。


しかし世之介そんなことお構いなし

ついてきた使用人を眠り薬を飲ませ有り金を巻き上げ


おんな遊び

三島で50人のおなごとまたしても起請文そして髪の毛を懐に。


次は男の女郎屋

やはりおなごがいいわ!


但馬屋の江戸出店へ

帳簿を見せて

ここで千両くれ

使い込みばらすで


江戸で高尾太夫を千両で身請け

しかし自分の為でない

おなごが喜べば!


大坂から旦那(親父)がくる

千両返せ

もう金はないわ


やがて勘当されお寺さんに預けるが

ここでもおなご遊びは止まらない

お寺も追い出される!


次は

仙台!


生臭い物大好き

中でもおなごが最高だ


尼寺へ

そこでもまたまた

????。

しかしそこは・・・・。



流れに流れ北国の漁師街へ

またしてもそこで網元の妾のお町(中村玉緒)

に言い寄る、お町はいい男にコロリと転ぶ


駆け落ちするがたちまち追ってに捕まり

袋叩き


牢屋に入れられるが将軍に男の子が生まれたのでおときはなし


お町を探して・・・・・・・。



墓暴きを見て咎める

そこにはお町が遺骸で発見


世之介は田舎大尽のお供で旅から旅へ

熊本、京都へ


そして今は姥桜の吉野太夫に合うが

素っ気ない!

遊女はお金!

ここで全てお金、お金という事を身を持って知ることに・・・。


かつての縁談の相手春日屋は打首獄門 

番頭もさらし首


あのときの娘は気が狂っていた。


父の臨終の遺言等知らんふり

両親は落胆して相次いで亡くなるが

京都中のおなごを!!!!

放蕩三昧


またまたおなご夕霧(若尾文子)を身請けしようとする


夕霧は私と同じ重さの金子を

5000両


男はおなごから産まれる

お釈迦様もおなごから!


役所は冥加金5万両を出すように言うが

これを拒否


但馬屋は財産没収されることに


世之介は打ち首のお達し!!


世之介は日本から脱出を図るが役人に襲われる


夕霧はそこで死亡 追っ手に打ち取られた。


夕霧の髪の毛を持って


3300人の髪の毛で編んだ縄がある!

世之介は好色丸に乗り夢の島に向って船出




男の欲望をとことん表現

市川雷蔵いい男

脚本を書いた白坂依志夫が素晴らしい。


雷蔵

金など抱いても冷たいだけ

おなごは抱いたら暖かい!

おなごは弁天様だ

そう思って抱けば弁天様

鬼と思えば鬼婆になる

おなごは愛し方 一つや〜。🤣🤗

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