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四国八十八ケ所 車でお遍路の記録⑤/第13番大日寺・第14番 常楽寺 ・第15番 国分寺

第1番札所から98㎞
第13番 大栗山 


住所:徳島県徳島市一宮町西丁263番地
宗派:真言宗大覚寺派
創建:伝:弘仁6年(815)
開基:伝:空海(弘法大師)
御本尊:十一面観世音菩薩
☎:088-644-0069
駐車場:無料、普通15台


真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

 
御詠歌:阿波の国 一の宮とや ゆうだすき かけてたのめや この世後の



交通量の多い国道沿いにあった。駐車場は手前の右側にあった。寺までの道は車がスピードを落とさず勢いよく通過して行く。


【しあわせ観音さん】
山門を入ると正面に観音さん、両手を合掌した形のお堂に極彩色の観音さん。
 ”しあわせになりますように


寺伝によれば、弘仁6年(815年)に空海がこの付近の森で護摩修行をしていると大日如来が現れてこの地が霊地であるから一寺を建立せよと告げられた。そこでその大日如来の姿を刻み、堂宇を建立して本尊として安置されました。


境内は老樹に覆われ、密教寺院の雰囲気を漂わせているが、戦国時代には「天正の兵火」により堂塔はすべてが罹災している。



 大日寺の道路向かいは阿波一之宮神社があった。(神仏融合の名残とのこと)
お寺の向かいの神社 阿波の国一宮 この一宮を巡っている友人がいます。




第1番札所から100.3㎞
第14番 盛寿山 延命院 常楽寺 
住所:徳島県徳島市国府町延命606番地


宗派:高野山真言宗
御本尊:弥勒菩薩
創建:伝:弘仁6年(815)
開基:伝:空海(弘法大師)
☎:088-642-0471
駐車場:無料、普通10台


真言:おん まいたれいや そわか


御詠歌:常楽の 岸にはいつか いたらまし 弘誓の船に 乗り遅れずば


 道をあがっていくと、お寺はどこかな?ナビは案内を終わっている。だがお寺がない。


ちょうど野良仕事のおじさんがいた。

聴いてみるとここが駐車場(池の畔)で、右手に入ると寺とのことでした。山門がないため迷った様だ。石柱門があり階段を上がりきると岩がごろごろ「流水岩の庭」、その上にお寺があるような。境内の「流水岩の庭」は


天然の岩
盤が奇形な断層が重なっている。風雨による侵食で今のような形状になっている。砂岩ということで、今でも変化しているので、天然記念物には指定されないとか。少し下がると木の股にお大師様が挟まるようにあった。


奥の院「慈眼寺」があるとのことでしたが奥の院には行かなかった。



(アララギの木股には「あららぎ大師」)
少し離れたところに十一面観音を祀った奥の院がある。慈眼院といいます。平安時代の観音様、また別名子安観音とも呼ばれています。


 


拡大


四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としています
弥勒菩薩は56億7千万年の後まで、衆生の救済を考え続けて出現するといわれる未来仏です。



第1番札所から102..3㎞
第15番 薬王山 金色院 国分寺 
住所:徳島県徳島市国府町矢野718-1番地
宗派:曹洞宗
創建:天平13年(741)
開基:伝:行基
☎:088-642-0525


駐車場:徳島県徳島市国府町矢野718-1番地


真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか


御詠歌
薄く濃く わけわけ色を 染めぬれば 流転生死の 秋のもみじば


天平13年(741年)、聖武天皇が発した国分寺建立の詔により諸国に建てられた国分寺の一つ。寺伝では行基が自ら薬師如来を刻んで開基し、聖武天皇から釈迦如来像と大般若経、光明皇后の位牌厨子が納められたと伝わっている。


当初は法相宗の寺院として七堂伽藍を有する大寺院であった。弘仁年間(810~824年)に空海(弘法大師)が巡錫した際に真言宗に改宗したとされる。


弘法大師が弘仁年間(810~24)に四国霊場の開創のため巡教された際に、宗派を真言宗に改めている。



寛保元年(1741)に阿波藩郡奉行、速水角五郎によって伽藍が再建されていらい、現在の禅宗・曹洞宗寺院となっている。境内の遺跡から往時の栄華がしのばれます。


庭園

本堂の左右。非公開であるが、桃山時代(1573~98)の作庭といわれ、 築山、泉水それに枯山水、高さ4メートルの巨岩が組み合わされており、平成12年に国 の名勝に指定されています。


山門

左手が鐘楼  正面本堂 

本堂

国分寺独特の佇まい。


七重の塔跡

本堂から山門を見る  

やはり鐘楼は大きいです


 四国にはその名の通り4つの国があって、阿波の国・土佐の国・伊予の国・讃岐の国とそれぞれに国分寺が置かれている。その国分寺はすべて札所になっている。



ここは最初の国分寺である。国分寺の山門前には大きな石碑がたっていて、聖武天皇勅願所と刻まれていた。



納経所はわかりにくくて、境内の右の細い道を行って、突き当りの民家のような納
経所であった。


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