古都 京都 ねねの御廟 高台寺
2021年10月6日記事修正しリライトしました。
高台寺
住所:京都市東山区高台寺下河原町526番地
電話:075-561-9966
駐車場:高台寺駐車場は拝観者駐車割引があります。
この駐車場を利用して近隣を散策すると良いでしょう。
高台寺の開山は慶長11年(1606年)、当初は曹洞宗の寺院であったが、寛永元年7月(1624年)、高台寺は臨済宗建仁寺派の大本山である建仁寺の三江紹益を中興開山に招聘。この時、高台寺は曹洞宗から臨済宗に改宗している。
ねねの寺の愛称で親しまれている寺院です。
臣秀吉の妻、北政所ねねが秀吉(病死したのは 慶長3年(1598年))の菩提を弔うために建立したことが由来です。高台寺は、ねねはすぐ近くにある圓徳院から毎日、高台寺に通っていたのです。
北政所は寛永元年(1624年)の9月に没している、ねねは現在、霊屋(おたまや)(重要文化財)と呼ばれる建物のなかで今でも地下に遺体が安置され眠っています。
霊屋堂内には蒔絵がほどされており、桃山時代を代表する工芸手法で、「高台寺蒔絵」として知られています。に残念ですが写真は撮れませんでした。
秀吉に関係する神社はことごとく徳川氏により神様扱いから仏教に変更され神社という神社は解体または名称変更されてきましたが、ここ高台寺だけは別格であったようです。
徳川氏も「ねね」大政所には敬意を払っていたようで手厚く扱っていたようです。
傘亭、時雨亭(共に重要文化財)
秀吉がこよなく愛した茶室が配置された庭園もあり、特に興味を引くのは独特な建造物の傘亭、時雨亭(共に重要文化財)、共に利休好みの草庵風のお茶室で、伏見城から移築したもの。傘亭はその姿が唐傘を広げたように見えることから呼ばれます。時雨亭は2階建てという珍しい構造になっています。
高台寺から見た祇園閣(銅閣ともいわれる) 金閣・銀閣・銅閣なんだよね。
霊屋
霊屋 外観細部
霊屋 入館券 楽器の蒔絵
内部撮影は禁止です
緑がよく映えます
傘亭(安閑窟)および時雨亭(附:土間廊下)手前が時雨亭奥が傘亭(安閑窟)
土間廊下
時雨亭 天井
竹で組まれた天井 唐笠に似ている
勅使門
臥龍廊
観月台
ここでねねもお月見したのでしょうね。
境内には小堀遠州が作庭した池泉回遊式の庭園
臥龍廊から繋がる開山堂
参拝後 高台寺の石段を下りると ねねの道そば屋さん おいしかったよ
隣の高台寺「掌美術館」
高台寺からは他に大文字焼と八坂の塔も見えました。