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奈良県  頭塔 日本にもピラミッドがあった  頭塔

頭  塔


新薬師寺から西北約700mに位置しているので、予約して立ち寄るといいでしょうね。また近くには、志賀直哉の旧宅もあります。国内でも非常に珍しい奈良時代の壇状の土塔です。
ピラミッド状の不思議な構造物で、奈良一番の不思議なパワースポットではないでしょうか。しかしもとはお墓なんです。
1922年(大正11年)に国の史跡に指定、1977年(昭和52年)と2002年(平成14年)に「頭塔石仏」が重要文化財に指定されました。


一辺32m、高さ10m。7段の階段状の石積みからなるピラミッド状の構造で、各壇には石仏が配置されています。石仏は1・3・5・7の奇数段の東西南北の各面に配置され、表面には浮彫や線彫で仏菩薩が刻まれています。また、塔内部には当初期の頭塔があることも判明し、頭塔が他に類例のない仏塔であることがより明らかなっています。


上についている瓦屋根は本来ありませんでしたが、中の石仏を守るためつけられたものであり、まだ新しいものです。


頭塔の名前の由来
頭塔は古くから、『藤原広嗣』のたたりで亡くなったとされる奈良時代の僧『玄昉』の頭を埋めた墓との伝説があり、この名称の由来となってきました。
玄昉は太宰府に流され、無念の生涯を閉じその怨念で頭がこの場所に飛んできたといわれていて、その上の今の塔が造営されたものです。

右はホテルウエルネス飛鳥 0742-22-2857 この三階から全体が見れます。
予約すると見れるかも。

特別公開時は此方から入りますが、常時公開ではありません。ご覧になりたい方は
0742-26-3171 中村表具店に電話して予約してください。

こちら側が本来の入り口になります・


このような土塔は希少であり、このほかの類例として行基が作ったとされる堺市中区の土塔が見られる。よく似ているそうですが見たことはありません。

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