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福井県 若狭 多田寺 眼病に霊験あらたか

多田寺  若狭   眼病に霊験あらたか
住所:小浜市多田29-6
山号:石照山
宗派:高野山真言宗
創建:天平勝宝元年(749)
開山:孝謙天皇の勅命
本尊:約五如来
電話:0770-56-0894
駐車場:あり(約30台)
若狭地区は車で行くのが良いでしょう。お遍路のように多くの寺が点在していて、美しい仏像も多くあります。


交通機関
舞鶴若狭道小浜ICから県道267号経由4km7分
JR東小浜駅→車5分。または徒歩30分
駅にレンタサイクル有り


かっては12坊の塔頭があったといわれています。江戸初期に火災に遭い、今の本堂は江戸時代文化4年(1807)のものです。
天平時代、孝謙天皇の勅願により創建された『多田寺』は、法力によって天皇の眼病を平癒されたと伝えられる古刹です。
特に眼病に霊験あらたかといわれています。


山門
横には旧国宝の『國寶 多田 薬師如来』と刻まれている

梵鐘
多田寺は出世薬師とも言われ、お金に恵まれる梵鐘があり、豊臣秀吉も鐘をついて長浜に築城が叶ったという。


この下に穴がある 4m 響きよいんが良いんだとか

本堂より13重の石塔

本堂
1807年(文化4年)に再建。
三間×三間の内陣前に三間×一間の礼堂を設ける


木造薬師如来立像  厨子内 写真はありません
多田寺の本尊で、平安時代初期の作。像高192.5cm。
本体から台座蓮肉まで通してカヤの一木造、薬壺を持たない薬師如来である。
下半身部分のY字状の衣文の処理は唐招提寺旧講堂薬師如来像、神護寺薬師如来像などの平安初期彫像に共通する様式である。
拝観していると穏やかな気持ちになります。眼病平癒に信仰を集めていて、以前は秘仏だったそうですが今はいつでも拝観できます。
旧日本三大薬師の一つとして主に眼病祈願の参拝客が多いようです。


木造十一面観音立像
頭上に菩薩面を表した十一面観音像脇仏(若狭のモナリザとも呼ばれるである)当寺では薬師如来の脇侍として日光菩薩と称されている。
奈良時代末期から平安時代初期の作。
像高154cm。
カヤの一木造。
胸飾、瓔珞(ようらく)を本体と共木から彫出する点、両足部の衣文構成などに奈良時代の作風がうかがえる。


木造菩薩立像  写真はありません
薬師如来の脇侍として月光(がっこう)菩薩と称されているが、本来の像名は不明。平安時代初期の作。
像高144.2cm。
カヤの一木造。

木造阿弥陀如来坐像
3躯
藤原時代の作。
桧材割矧造、彫眼、漆箔。像高は各92.5㎝、91.5㎝、144.5㎝。

増長天

多聞天 左手に宝塔を持つ

持国天

広目天 模擬手に筆 左手巻子を持っている


木造四天王立像
4躯
藤原時代の作。
像高は持国天121.6cm、増長天119.5cm、広目天118.8cm、多聞天117.4cm



また堂内には、平安期の四天王と三体の阿弥陀仏も祀られ、曼陀羅のごとく配置されています。


文献
福井県教育委員会文化課より索引


観光情報
お土産には重畳します。ぜひ立ち寄ってみてください・
小浜市まちの駅・旭座(小浜市)
道の駅 若狭おばま (みちのえき わかさおばま)

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