滋賀県 胡宮神社 観音堂石像 (敏満寺)
2021年10月31日記事修正しリライトしました。
胡宮神社 このみや (敏満寺
住所:滋賀県犬上郡多賀町敏満寺49
祭神:伊邪那岐命 配祀 伊邪那美命
創建:聖徳太子の説があるが不明
電話:0749-48-0136
駐車場:あり
交通機関
多賀大社前駅から徒歩で15分(近江鉄道)
拝観事前予約制
拝観料無料でした
滋賀でも数少ない山岳信仰の聖域
後方の青龍山の頂上に磐座があり、これを遥拝するために社殿を造ったのが胡宮神社なんだそうです。
磐座の前に龍宮を置き、その手前に神聖な場所を磐境として一般の人の立ち入りを禁じていたそうです。
庭園
室町時代末期の代表的な鑑賞式林泉園(かんしょうしきりんせんえん)で、もとは敏満寺の旧坊福寿院の庭園として作られました。池泉と築山の調和が絶妙で、全体的に落ち着きが漂う庭になっています。
「石造観世音立像」が「要予約」となっているのを知らなかったため、たまたま掃除をしていた人にお願いしたら快く案内をいただいた。
この石像もかなりの年代
観音堂を拝見
独特の雰囲気を醸し出す石像が祀られていました。
石造観世音立像には“聖徳太子が石造の聖観音を自作された”との伝承があるといいますが、鎌倉期のものではないか?といわれています。
自然石の高さは186cmあるといい、見えていない床下部分にも50~60cmあるといいます。
観音堂の扉の部分は新しい修復がされているが、元々の建物は寛永15年(1638年)に建てられたものだという。
三間四面の観音堂の内部には外陣・内陣にあたる間があります、すぐ近くまで寄ってみることが出来ました。
案内していただいた方のお話では、十一面観音の可能性もある”とのことで実際に頭部は化仏があるようにも見える。
西国三十三か所観音霊場の観音様
すこし傷んでいるが彩色は素晴らしい 修理すると良いですね
観音堂を開けていただいた方が
“山頂の磐座を見たことがありますか、まあ20分から30分登らないと、あきらめました。腰が痛かった。