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奈良 天平の文化 休ヶ岡八幡宮 薬師寺 世界遺産

休ヶ岡八幡宮
休ヶ岡八幡宮 (やすみがおかはちまんぐう)
この神社は大分の宇佐八幡を勧請したものであり、平安時代の寛平年間(889年~898年)に創建されたと言われています。当初から薬師寺を護るための鎮守神として設けられ
た神社であり、1000年の時を経てなお「薬師寺の鎮守神」として堂々と鎮座していす。



境内は小さいですが由緒ある神社なのです。社殿は非常に立派なもので、現在見ることが出来る社殿は江戸時代初期の慶長8年(1603年)の建造となっています。
奈良市内の多くのお寺の鎮守神が廃仏毀釈などの時期に独立した存在となっていく中で、この神社は現在でも薬師寺と一体的な存在となっており、お寺の中の神社という地位を保ち続けています。



上記で述べたとおり、休ヶ岡八幡宮は薬師寺を守護するための神社とされているため、薬師寺に参詣する場合はまずこちらでお参りをすませてから、が正しい参詣順序と言われています。また、休ヶ岡八幡宮では薬師寺の御朱印と並んで人気の八幡宮の御朱印の授与や、人気のお守りなどもあります、是非ひお見逃しなく。
「孫太郎稲荷神社」と隣接する位置にある神社です。


ここを通り薬師寺へ




薬師寺    世界遺産
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
山号:ありません
宗派:法相宗
本尊:薬師三尊(国宝)
創建:天武天皇9年(680年)
開基:天武天皇(勅願)
電話:0742-33-6001


南都七寺の一つ


薬師寺の金堂は1528年にいったん焼失した後、長くに渡って仮の金堂でしたが今から44年前の1976年4月に建立時の白鳳時代様式を踏襲した金堂が再建されています。また金堂の本尊の薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩の薬師三尊像は、国宝に指定されている白鳳時代を象徴する歴史的にも名高い仏像です。


  この前の灯篭の前に膝まつくと中の三体の仏像が一緒に見ることができる
  絶好のスポット 


西塔
急に風が吹き風鐸が音を立てた。「カラン・カラン」
    風鐸は、風鈴の由来です



東塔  工事中でした
奈良時代(730年)、国宝
薬師寺の建物のうち奈良時代の創建時から残っている唯一の建築。三重塔だが、一層ごとに飾りの屋根が一層付いており、外見上は六層の塔に見える珍しい建築様式。塔の先端の相輪の先には天人を象った金属装飾(水煙)が施されている。2019年まで大規模な解体修理中で、見学できない。
現在の薬師寺は藤原京から平城京への遷都に伴い718年に移されたものであり、国宝に指定されている東塔は中でも東寺の建築様式を今に伝える貴重な建築物となっています


東院堂
鎌倉時代(1285年)、国宝
薬師寺伽藍の南東部、回廊の外に位置する仏堂で、堂内には聖観音菩薩立像が安置されている。



玄武
北を守護する聖獣で、亀と蛇を合わせたような姿をしています。
五行思想では北を黒を表すため玄、甲羅を背負い防御に長けていることから武と呼ばれ
ます。


白虎
西を守護する聖獣で、白い虎の姿をしています。虎は500歳になると白虎になります。
白は五行思想では西のほか土を表すため土の精であるという説もあります。

朱雀
南を守護する聖獣です。四霊獣に鳳凰のことです
五色のはねを持つ美しい鳥です。背丈は1m以上でコウノトリ、ツバメ、ニワトリ、蛇
魚、オシドリ、龍などまじりあった姿をしています。


青龍
東を守護する聖獣で、姿は通常の龍と変わりなく、青い色をしています。
古今物語では夢殿にこもり聖徳太子の魂だけが青龍ののって中国へ渡り、仏教の経典を
取ってきたという話もあります。

玄奘三蔵院

八角堂の前庭  蓮池になぞらえています。


玄奘塔
玄奘三蔵の納骨堂 八角形で夢殿に似せて建造

柱も八角形

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