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薫る若葉、平安絵巻華麗 京都で葵祭

薫る若葉、平安絵巻華麗 京都で葵祭


平成27年5月15日(金) 
これで京都三大祭は全て制覇した


 京都三大祭りのトップを飾る葵祭が15日、若葉薫る京都市内で行われた。
王朝装束の総勢511人、牛馬計40頭、長さ約800メートルの行列が、フタバアオイを揺らして都大路を進み、平安絵巻を再現した。


 葵祭は下鴨神社(左京区)と上賀茂神社(北区)の例祭。正式には「賀茂祭」といい、「源氏物語」や「枕草子」にも登場する。


 行列は午前10時半に京都御所(上京区)の建礼門前を出発した。本列では、束帯姿の近衛使(このえづかい)代が銀面をかぶらせた馬に乗り、牛車(ぎっしゃ)が水干姿の愛らしい牛童(うしわらわ)に引かれて進んだ。女人列は、命婦(みょうぶ)や采女(うねめ)と呼ばれる女官たちがあでやかな装束で歩き、華を添えた。十二単(ひとえ)姿の60代目の斎王代白井優佐(ゆうさ)さん(26)=左京区出身=が乗る腰輿(およよ)が近づくと、沿道から歓声が上がった。


 行列は、下鴨神社を経て、午後3時半ごろに上賀茂神社に到着。腰輿を降りた斎王代が童女(わらわめ)を従えて優雅に参道を歩き、本殿前に進んだ。同神社で行われた「社頭の儀」では、天皇陛下の勅使が神に贈り物を供えた。

まだまだ続く・・・・・。


下賀茂神社 観覧席当日券2000円で入場した。


無料の見やすいところ 次回は
「下賀茂神社」から「上賀茂神社」へ向かうルートの川沿い(約1キロ)になります


片側一車線の狭い道路なんですが、その歩道上や、川沿いに設置されたベンチに座り
目の前で行列を見ることが出来るのです


手を伸ばせば、触れることが出来る距離で見ることが出来ますので、邪魔になるものは
一切ありません!
ただし、駐車場はありません。


斎王代が白井優佐  スカイマークのCAだそうです


衣装 12単衣等
数千万以上必要だそうです
個人負担とか とても庶民には無理ですね
しかも公募ではありません
良家の(お金もち)御嬢さん以下はなれません


京都御所から上賀茂神社への移動距離は公式発表では約8キロといわれています



子どもたちも8キロ歩いてきたのですね。5時間かけて歩きます.。
行列にいる人々


本列
• 検非違使(けびいし。けんびいしとも言います。)
京都の犯罪や風俗を取り締まっていた官職。後に訴訟や裁判なども扱う強い権力を持つようになる。
調度掛に弓矢を、鉾餅(ほこもち)に鉾を持たせ武装しています。
• 山城使(やましろつかい)
検非違使に似た役割で、山城国を所管しています。
山城使のあとに手振、童、雑色、取物舎人(とりものとねり)、白丁などの従者が続きます。
• 内蔵使(くらづかい)
御祭文を預かり持つ人。
文武兼官だそうです。


• 勅使(ちょくし)
天皇など国の元首の出す使者で近衛使(このえづかい)ともいわれます。
天皇の意思や勅命を伝えます。
行列の最高位者です。
一目で勅使はわかるくらいに豪華です。
房はありませんが、馬に革製の冠を装っています。


斎王列
• 斎王代(さいおうだい)
葵祭の主役とも言えるでしょう。
平安時代、内新王が斎王に選ばれて祭に奉仕していたそうですが、現在は未婚の市民女性が選ばれているそうです。
そういう理由から斎王「代」だとか。
重さ30㎏もある十二単を着て神輿に乗っている姿は必見です。


↓道具や乗り物
• 牛車(ぎっしゃ)
牛にひかせます。
本列ではフジの花などが車の軒に飾りつけてあります。
斎王列では葵や桜などの花が飾られています。


次にパンフレットから


葵祭の行列
乗尻(のりじり)
行列を先導する騎馬隊で、左右各3騎。上賀茂の競べ馬の騎手。古くは六衛府の衛士(えじ)がこれにあたったといわれています。


検非違使志(けびいしのさかん)
検非違使庁の役人で、警察司法の担当者。六位の武官。この日は舎人(とねり)の引く馬に騎乗し、看督長(かどのおさ)、火長(かちょう)、如木(にょぼく)、白丁(はくちょう)など下役を率いて行列の警備にあたります。


検非違使尉(けびいしのじょう)
検非違使庁の役人で、五位の判官。志の上役で行列の警備の最高責任者です。舎人の引く馬に乗ります。また、尉、志ともそれぞれ調度掛(ちょうどがけ)に弓矢を持たせ、鉾持(ほこもち)に鉾を持たせて武装しています。


山城使(やましろつかい)
山城介(やましろのすけ)で、山城国司の次官、五位の文官です。賀茂の両社とも洛外になるので、山城の国司の管轄区域になるため警護の任につきます。舎人が馬の口を取り、前後に馬副(うまぞい)がつきます。あとに手振(てふり)、童(わらわ)、雑色(ぞうしき)、取物舎人(とりものとねり)、白丁など従者が山城使の所用品を携えます。


御幣櫃(ごへいびつ)
賀茂両社の神前に供える御幣物を納めた櫃で、下社二座、上社一座、合わせて三合の白木の唐櫃に注連縄をかけ、白丁にかつがれていきます。衛士が先導します。


内蔵寮史生(くらりょうのししょう)
内蔵寮の七位の文官で、御幣物を管理しています。所用品を携えた雑色、白丁を従えています。
馬寮使(めりょうつかい)
走馬をつかさどる左馬允(さまのじょう)は、六位の武官。騎乗し、弓矢を調度掛に持たせています。


牛車(ぎっしゃ)
俗に御所車といわれ、勅使の乗る車。藤の花などを軒に飾り、牛に引かせています。現在、勅使が乗ることはなく、行列の装飾です。牛童(うしわらわ)、車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従います。


御馬(おうま)
下鴨・上賀茂両社の神前牽き廻し、神にご覧に入れる馬で、2頭の馬の頭と尾には葵、柱、紙垂れをつけています。1頭に4人の馬部(めぶ)がついて引いて行きま
す。


和琴(わごん)
御物の和琴で「河霧」の銘を持っています。神前の奏楽用として運ばれます。


舞人(まいびど)
近衛府の五位の武官で、歌舞の堪能者がこの日の舞人を勤めます。6人が騎乗でお供し、それぞれ雑色、舎人、白丁が従います。


陪従(べいじゅう)
近衛府の五位の武官で蛮絵(ばんえ)の束帯、騎馬姿です。この日は賀茂両社の社頭で歌をうたい、楽器を奏する役を勤めます。7騎が各種楽器を携え、それぞれ雑色、舎人、白丁が従います。


内蔵使(くらづかい)
内蔵寮の次官で五位の文武兼官。職名は内蔵助。勅使が神前で奏上する御祭文を奉持しています。騎乗し、馬副、白丁らが従います。
勅使(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われます。現在、勅使は路頭の儀には加わらず、近衛使代が勤め、当時の様式どおり、飾太刀、騎乗する馬も美々しい飾馬で、朧(御馬役人・くとり)が口を取ります。舎人、居飼(鞍覆持・いかい)、手振が従います。


牽馬(ひきうま)
勅使の替え馬で、帰路に備えます。舎人が牽きます。


風流傘(ふりゅうがさ)
大傘の上に牡丹など季節の花(造花)を飾り付けたもの。行列の装いとして取物舎人4人でかざしていきます。


風流傘(ふりゅうがさ)
先の風流傘とは造花が少し異なります。本列の結びとなります。


斎王代列
命婦(みょうぶ)
女官の通称で、小桂(こうちき)を着用する高級女官。花傘をさしかけます。


女嬬(にょじゅ)
食事をつかさどる女官。


斎王代(さいおうだい)
斎王は、平安時代には内親王が選ばれて祭に奉仕したものですが、現在は未婚の市民女性から選ばれるので、斎王代と称されます。御禊(みそぎ)を済ませた斎王代は、五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)、俗に十二単(じゅうにひとえ)の大礼服装で、供奉者にかつがれた腰輿(およよ)という輿に乗って参向します。


騎女(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名があります。6騎の女丈夫。


蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)
斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の、雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っています。


牛車(ぎっしゃ)
斎王代列の牛車。この牛車には、葵と桂のほか桜などの飾りがつきます。


とにかく長い長い行列が、前を通過するので、何が何だか。
観覧席を購入したが、パンフレットだけで、今何が通過したのか、わからない。

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