曼陀羅寺公園の藤
住所： 愛知県江南市前飛保町寺町202
山号：日輪山
宗派：西山浄土宗
創建：元徳元（1329）年
開基：天真乗運上人
本尊：阿弥陀三尊
☎：0587-55-1695
駐車場：ありますが藤祭りの日は使用できません。コインパーキング
交通機関
犬山線江南駅からバスで10分

塔頭
８院もあります。
• 本誓院 - 蜂須賀家政が幼少時に勉学した寺。家政の位牌と勉学に使用した机を所蔵している。
• 世尊院
• 修造院
• 光明院
• 常照院
• 寛立院
• 慈光院
• 霊鷲院

重要文化財（国指定）
正堂
寛永9年（1632年）建立。入母屋造、檜皮葺き。
書院
文禄元年［１５９２年］　建立。書院造、銅板葺き
関ケ原の戦でここが前哨戦地となった、岐阜城攻略の時党軍の諸将が軍議を開いたと伝わっている。　

銅鐘
朝鮮　高麗時代の作

曼陀羅堂

庭園
寺域は13,000坪、檜皮葺の正堂を中心に庫裏、大書院、小書院、曼陀羅堂、地蔵堂、鐘楼、宝蔵、続いて中門、南門（矢来門）が甍を連ねています。山内にはさらに塔頭の8か寺があり、尾張徳川藩より寺領231石余りを給地されていました。天真乗運上人は藤原師継の八男で、後醍醐天皇の母の檀天門院の弟です。

後醍醐天皇は深く帰依し、寺院を建立し商業の隆盛を祈り、戦死した勤王の士の冥福を修し、北条氏を祈祷するよう詔勅を賜りました。
曼陀羅寺は昭和45年に寺域の一部を提供し、市の管理のもとに曼陀羅寺公園として整備されて観光の寺として有名になってきました。この公園は境内約43,000平方メートル（13,000坪）の内約10,000平方メートルを公園とした。、昭和60年、現在の曼陀羅寺公園（13,000平方メートル）が完成しました。

曼陀羅寺から徒歩で1分
元徳元（1329）年に後醍醐天皇の勅願寺として創建された、尾北地方有数の古刹。国の重要文化財に指定されている正堂と書院をはじめ、多数の文化財を所蔵している。正堂は、阿波国主蜂須賀家政が幼少時代の縁で1632年に寄進したものである

藤祭り
日輪山曼陀羅寺では一帯が公園として整備され、緑豊かな市民の憩いの場となっている。4月下旬～5月上旬、藤棚に見事に咲く白・紅・紫の花房。これらの藤は昭和33年頃に植えられたもの。
公園いっぱいに広がった藤棚に12種類、約60本の藤が咲き誇り、藤棚に沿うように設けられた回廊の脇に咲くたくさんのボタンが訪れる人の心を和ませます。
夜はライトアップもあります。
ここは２年に１回訪れています。もう一つは津島の藤祭り（天王公園）津島神社があります