滋賀県 木之本街道 木之本地蔵院 秀吉の本陣 山内一豊が妻のへそくりで馬を買う
賤ヶ岳の戦で秀吉が本陣をおいた所
山内一豊が妻千代のへそくりで馬を買った所です
木之本地蔵院
住所:滋賀県長浜市木之本町木之本944
山号:長祈山
宗派:時宗
本尊:地蔵菩薩(秘仏・重要文化財)
創建:天武天皇4年(675年)
開基:祚蓮 (薬師寺僧)
正式名:長祈山浄信寺
駐車場:乗用車20台
電話:0749-82-2106
8月は縁日があり非常に賑わいますが、普段はひっそりとしています。
木之本街道は、戦国時代に柴田勝家と豊臣秀吉の戦いの重要拠点でした。
この街道に何千本の松明が建てられ、柴田側は恐れおののいたでしょうね。
そして、琵琶湖湖畔での戦いが始まるのです。賤ヶ岳の戦いですね。
ここは眼の仏さまとして知られる寺です。
地蔵大銅像
日本一の大きさという地蔵菩薩の銅像。
本尊の写しとして約3倍の大きさに造られたもので、明治27年(1894年)に建立されました。建立の際、県内はもとより愛知や岐阜、福井からも銅鏡を集め、それらを溶かして作られたのです。
第二次世界大戦中、この地蔵を供出するよう命令があったのですが、当時の住職や東條英機の妻である東条勝子などの援助により、供出命令を免れました。
寺の歴史は古く、白鳳時代に遡ります。空海、木曽義仲、足利尊氏、足利義昭も参拝した記録があります。
お地蔵さんの足元にはたくさんのカエル
灯篭の下にもカエル み―んなウインクしてますよ。
庭園は書院の北側にあり、北方に芝生に覆われた築山を設け、右手に枯滝石組を、池中に亀島を作っています。
正面にある出島は鶴島をを思わせる、一種の蓬莱様式の庭となります。
木之本地蔵院は、眼の仏さまであり、片目をつむった身代わり蛙たちが住んでいます。お寺に住む蛙は、多くの人々が眼の病気で困っているのを見て、「すべての人々の大切な眼がお地蔵さまのご加護をいただけますように」と、自らが片方の目をつむることによって身代わりの願をかけたと言い伝えられています。
左、中、右に撮影
本堂
地蔵堂とも呼ばれる。本尊である地蔵菩薩立像の両脇に閻魔王立像と倶生神立像が祀られている。地蔵菩薩立像及び両脇侍は秘仏です。
本堂上の絵馬
本堂内天井 龍の絵 随分傷んでいました
本堂内の絵馬 たくさんありました。歴史を語っていますね。
立派な香炉
御戒壇巡り
平成18年(2006年)に「御戒壇巡り」が開かれました。
ここに入るには大きなドラを「ボワーン」と打ち鳴らしてから入場します。
参拝者が厨子の下を巡るもので、31間(56.7メートル)の漆黒の闇を歩き、錠前に触れるてお参りします。
この錠前は地蔵菩薩の手と五色の紐で結ばれているのです。
阿弥陀堂
本堂の奥にあり、阿弥陀如来立像と阿弥陀如来坐像が祀られています。
岩神
お寺をお詣りしたら寺前の道路を散策してください。古い町並みが残っています。