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福井県 正覚寺 しょうかくじ

正覚寺 しょうかくじ
住所:越前市京町2丁目1-8
宗派:浄土宗
創建:1366年(貞治5年)
開基:良如上人
本尊:阿弥陀如来
☎: 0778-22-1319
駐車場:空地駐車 
北陸自動車道武生ICから車で10分


交通機関
JR武生駅から徒歩約10分
1366年(貞治5年)良如上人により建立
越前守護職であった足利高経の手により新善光寺城が築かれ田が、1338年新田義貞との戦に敗れ焼失した。その城跡にたてられたのが正覚寺です。今でも土塁の一部が残っています。
浄土宗の大寺で、5つの塔頭(寺)を有します。南北朝時代、越前国守護の斯波(足利)高経が建てた新善光寺城のあった場所に建っています。城は延元3年(1338)の新田義貞との戦いで焼失しましたが、戦乱で戦死した数千人の霊を弔うため、貞治5年(1366)に正覚寺が建立されました。



山門
正面約3.26m、側面2.05m、切妻屋根の小さい門です。
主柱の外側両脇に潜り付きの袖壁があるのでこれを含めますと、正面の」幅は訳6mとなります。
また、その上方には本屋根と別の小部屋があります。高麗門と言われる形式です。
江戸時代後期の本多家の居城・府中城の表門を移築。府中城とは、江戸時代の武生、つまり府中の領主である松平家の筆頭家老本多家の親方だったのです。
この城は、天守がなかったが、藩制の中心であった。また殿様のお住いでもありました。高さ5mと大きくはないが、雪害を防ぐため屋根を石の瓦で葺いてあるのが珍しい。この石は丸岡城と同じように屋根の石は笏谷石の瓦葺き、高麗門である。(越前青石とも呼ばれる)
現在この石は採掘されていません。

本堂
本堂は開山以来、火災で三度焼失しており。現在の本堂は安政4年(1857)に再建された。てられた。
本堂内には、正面に阿弥陀如来像(市指定文化財)を祀り、その両側には、善導大師像と法然上人像が安置されています。。



墓地には、結城秀康の四男の堀多富正の養子となり6歳で亡くなった、吉松丸(超岳院殿)の墓があります。
開山の涼如上人は、真宗山門徒派本山の如導上人と親鸞聖人の孫娘玉垂姫との嫡男であるが、浄土宗に転じ正覚寺を建立。
福井県に浄土宗が始まったのはここが最初でした。
その後福井県に48か所の寺を建立、1412年69歳で生涯を終えました。

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